年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	112	375	158	222	629	1102	1989	3335	1715	265

脳神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010160xx99x10x	パーキンソン病-手術なし-処置1:0-処置2:１あり-副病:なし-0	26	24.92	19.79	15.38%	76.69
010160xx99x00x	パーキンソン病-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	17	21.71	18.58	29.41%	73.76
010155xxxxx00x	運動ニューロン疾患等-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	13	26.31	13.13	7.69%	67.00
010080xx99x0x1	脳脊髄の感染を伴う炎症-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-15歳以上	10	21.40	16.85	20.00%	55.10
010170xx99x10x	基底核等の変性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:あり-副病:なし-0	10	25.70	17.60	30.00%	74.50

脳神経内科ではパーキンソン病や慢性炎症性脱髄性多発神経炎などの患者さんが多くなっています。認知症については認知症ケアチームで多職種がかかわり治療にあたっています。脳梗塞の患者さんも増えてきています。他院脳神経内科からの脳炎等の重症疾患の転院依頼も増えています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx99200x	肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:２あり-処置2:なし-副病:なし-0	87	2.36	3.05	0.00%	71.45
040110xxxxx0xx	間質性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	71	20.20	18.57	7.04%	75.97
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:４あり-副病:なし-0	52	10.29	8.60	0.00%	71.25
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0	27	12.41	13.49	3.70%	72.81
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	22	16.27	21.11	40.91%	81.73

呼吸器内科では肺がんが最も多く、化学療法を目的とした入院が最も多くなっています。次いで間質性肺炎、細菌性肺炎、気管支喘息で入院する患者が多くなっています。当院では呼吸器内科と外科が連携して診療にあたっており、診断から手術までスムーズな診察が可能となっています。肺の悪性腫瘍については、自院の平均在院日数が全国平均よりも短くなっています。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	824	2.38	2.64	0.00%	67.33
060300xx99x00x	肝硬変（胆汁性肝硬変を含む。）-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	153	6.32	11.08	1.31%	68.37
060050xx97x0xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	136	11.53	10.34	0.00%	73.39
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	118	10.54	8.94	1.69%	75.86
060050xx99000x	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0	106	7.70	8.28	1.89%	71.65

当院の消化器内科は胃腸疾患、炎症性腸疾患、胆膵疾患、肝臓疾患の各領域に細分化され、各々の分野で最先端の医療を提供しています。今年度は大腸良性疾患に対する内視鏡的治療例が最も多く、前年より増加傾向にあります。前年と比べ、肝がんや胆管結石・胆管炎による入院患者数が増加しています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、１,２あり-処置2:なし-副病:0-0	158	5.14	4.26	0.63%	70.11
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈-経皮的カテーテル心筋焼灼術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	69	4.75	4.65	1.45%	69.83
050050xx9910x0	狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:１あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外	64	3.75	3.04	1.56%	72.56
050140xx99x01x	高血圧性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:あり-0	55	23.26	18.26	7.27%	83.73
050210xx97000x	徐脈性不整脈-手術あり-処置1:なし、１,３あり-処置2:なし-副病:なし-0	45	11.51	9.89	2.22%	80.91

循環器内科では狭心症、慢性虚血性心疾患に対するカテーテル治療やカテーテル検査での入院が最も多く、次いで心不全による入院です。高齢者の心不全が増加しています。

リウマチ・膠原病内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070560xx99x00x	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	30	18.30	14.67	3.33%	66.53
070470xx99x0xx	関節リウマチ-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	-	-	15.73	-	-
070560xx97xxxx	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	-	-	34.59	-	-
130110x0xxx3xx	出血性疾患（その他）（16歳以上）-手術なし-処置1:0-処置2:３あり-副病:0-0	-	-	18.84	-	-
040110xxxxx0xx	間質性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	-	-	18.57	-	-

院内各科と協力して、重篤な患者さんにも対応しています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は平均在院日数（全国）以外「－（ハイフン）」の表示となります。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060185xx99x3xx	潰瘍性大腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:３あり-副病:0-0	78	7.54	15.65	0.00%	13.28
060180xx99x0xx	クローン病等-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	28	24.54	7.75	0.00%	12.86
060185xx99x0xx	潰瘍性大腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	22	5.32	11.82	0.00%	13.91
060180xx99x1xx	クローン病等-手術なし-処置1:0-処置2:１あり-副病:0-0	16	87.75	22.92	0.00%	10.81
060130xx9900xx	食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0	11	6.09	7.79	0.00%	10.36

小児科では、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患や、消化管ポリープ、好酸球性胃腸炎、便秘などの消化管疾患が患者数全体の約1/3を占めており、特に炎症性腸疾患治療件数が多いことが特色となっております。また気管支炎や肺炎、気管支喘息、急性胃腸炎、各種細菌及びウイルス感染症などの急性感染症が患者数全体の約1/3を占め、残りの約1/3が川崎病・紫斑病などその他の疾患となっております。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	76	14.04	10.06	0.00%	70.34
060035xx010x0x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍-結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0	64	17.73	15.40	0.00%	70.48
060050xx02xxxx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）-肝切除術　部分切除等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	58	13.52	14.50	1.72%	69.55
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）-ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	47	3.43	4.59	0.00%	73.77
060020xx02xxxx	胃の悪性腫瘍-胃切除術　悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	46	22.26	18.05	2.17%	71.52

外科では、肝切除、鼠経ヘルニア手術、結腸悪性腫瘍手術、胃悪性腫瘍手術、胆嚢摘出などが多く施行されています。腹腔鏡手術などの積極的な導入による患者の手術負担軽減や周術期管理の向上にも取り組んでいます。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070370xx97xxxx	脊椎骨粗鬆症-その他の手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	65	32.88	22.26	36.92%	82.55
070370xx99xxxx	脊椎骨粗鬆症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	17	21.65	22.23	52.94%	80.53
070160xx01xxxx	上肢末梢神経麻痺-手根管開放手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	15	6.73	4.57	0.00%	65.67
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術　肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	15	26.47	26.42	53.33%	79.27
160610xx01xxxx	四肢筋腱損傷-靱帯断裂形成手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	11	55.27	16.41	0.00%	70.45

整形外科は関節外科中心の診療を行っています。高齢化に伴い骨粗鬆症を合併した骨折例の手術が増加し、大腿骨や前腕の骨折の手術症例の割合が高く、また手根管症候群に対する手根管開放術や、腱板断裂に対する腱板縫合術が多くなっています。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患-下肢静脈瘤手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	20	4.05	2.66	0.00%	68.10
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患-動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等-処置1:なし、１あり-処置2:なし-副病:なし-0	17	5.82	5.18	0.00%	71.35
050170xx02010x	閉塞性動脈疾患-動脈形成術、吻合術　指（手、足）の動脈等-処置1:なし、１あり-処置2:１あり-副病:なし-0	15	28.53	22.30	0.00%	74.87
050163xx03x1xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:１あり-副病:0-0	12	14.08	15.26	0.00%	73.67
050170xx99000x	閉塞性動脈疾患-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0	-	-	11.12	-	-

下肢閉塞性動脈硬化症、特に包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)症例で血管内治療が不可能な紹介患者さんが、入院患者の主体となっています。腹部大動脈治療は、患者さんの背景に応じてステントグラフト治療、open surgeryを相談しながら選択するようにしています。その他、稀な末梢動脈疾患や透析用内シャント手術困難症例を引き受け、解決しています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は平均在院日数（全国）以外「－（ハイフン）」の表示となります。

婦人科・生殖内分泌科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120010xx99x70x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:７あり-副病:なし-0	70	3.43	4.08	0.00%	59.01
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍-子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	41	10.49	9.27	0.00%	45.80
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍-子宮頸部（腟部）切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	36	4.08	3.02	0.00%	44.69
120010xx99x50x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:５あり-副病:なし-0	35	3.49	4.19	0.00%	61.20
120060xx02xxxx	子宮の良性腫瘍-腹腔鏡下腟式子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	34	7.77	5.98	0.00%	47.44

婦人科では良性疾患での腹腔鏡手術が多数実施されています。開腹手術に比べて、腹腔鏡手術の件数が優位になっています。また、がん拠点病院であることから、悪性腫瘍の化学療法での入院や子宮頸がん(初期)の手術入院が多くなっています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼	238	2.82	2.63	0.00%	74.15
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-両眼	139	5.54	4.67	0.00%	76.22
020160xx97xxx0	網膜剥離-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼	11	8.00	8.05	0.00%	58.82
020200xx9710xx	黄斑、後極変性-手術あり-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0	-	-	5.80	-	-
020240xx97xxx0	硝子体疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼	-	-	5.07	-	-

白内障、緑内障診療に加え、網膜硝子体疾患にも力を入れています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は平均在院日数（全国）以外「－（ハイフン）」の表示となります。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	112	6.36	6.23	0.00%	54.00
030340xxxxxxxx	血管運動性鼻炎、アレルギー性鼻炎＜鼻アレルギー＞-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	16	6.06	5.40	0.00%	32.94
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	11	5.73	5.69	0.00%	41.18
030428xxxxxxxx	突発性難聴-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	10	9.10	8.56	0.00%	56.80
030400xx99xxxx	前庭機能障害-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	-	-	4.79	-	-

鼻副鼻腔手術の他甲状腺手術にも取り組んでいます。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は平均在院日数（全国）以外「－（ハイフン）」の表示となります。

放射線科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx97x00x	非ホジキンリンパ腫-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	24	2.04	8.09	0.00%	71.79
110280xx03x0xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-内シャント血栓除去術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	17	2.00	4.23	0.00%	68.71
090010xx97x0xx	乳房の悪性腫瘍-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	12	2.00	6.45	0.00%	61.92
130030xx99x2xx	非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置1:0-処置2:２あり-副病:0-0	-	-	26.49	-	-
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0	-	-	10.06	-	-

透析シャント拡張術などの処置や検査目的での入院が多くなっております。また、乳がん術後照射は原則外来で行っておりますが遠方の方は入院の上、治療を行うことがあります。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は平均在院日数（全国）以外「－（ハイフン）」の表示となります。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0	16	14.19	13.50	6.25%	71.50
080020xxxxxxxx	帯状疱疹-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	12	8.17	9.25	0.00%	69.17
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物-皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0	10	3.20	3.94	0.00%	51.60
080190xxxxxxxx	脱毛症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	-	-	3.34	-	-
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	-	-	7.29	-	-

皮膚科で多い手術「皮膚、皮下腫瘍摘出術」は、脂肪腫、粉瘤、母斑、脂漏性角化症など良性の腫瘍を摘出するものです。入院期間は全身麻酔の場合５日程度、局所麻酔の場合は２，３日となっています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は平均在院日数（全国）以外「－（ハイフン）」の表示となります。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0	113	3.35	2.45	0.00%	69.04
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0	48	9.25	6.85	2.08%	73.10
110080xx01xxxx	前立腺の悪性腫瘍-前立腺悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	33	11.97	11.30	0.00%	66.67
11012xxx02xx0x	上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0	32	7.03	5.29	0.00%	68.19
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等-経尿道的前立腺手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0	32	9.94	7.82	0.00%	76.53

泌尿器科における悪性疾患では、前立腺がんと膀胱がんの入院治療が多く手術はもとより抗がん剤化学療法や分子標的治療も増加しています。良性疾患では、尿路結石症の治療が多くなっています。

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx99x9xx	非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置1:0-処置2:９あり-副病:0-0	51	6.47	13.53	0.00%	70.51
130030xx99x4xx	非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置1:0-処置2:４あり-副病:0-0	49	7.74	10.00	0.00%	72.90
130030xx99x5xx	非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置1:0-処置2:５あり-副病:0-0	42	16.69	19.67	0.00%	70.05
130060xx99x4xx	骨髄異形成症候群-手術なし-処置1:0-処置2:４あり-副病:0-0	40	10.40	9.97	0.00%	80.53
130030xx99x6xx	非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置1:0-処置2:６あり-副病:0-0	37	9.70	13.22	0.00%	71.51

血液内科では非ホジキンリンパ腫の患者が最も多く、化学療法を中心とした治療を行っています。さらに北大血液内科と連携して自家末梢血幹細胞移植も行っています。他に骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、急性白血病などの血液悪性疾患の化学療法も行っており、再生不良性貧血、免疫性血小板減少性紫斑病、溶血性貧血などの疾患にも対応しています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	24	-	-	-	120	84	1	8
大腸癌	40	34	30	18	180	216	2	9
乳癌	12	-	-	-	-	48	1	8
肺癌	52	40	55	80	101	134	1	8
肝癌	-	33	15	14	45	405	2	6

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	35	11.60	80.57
重症	-	-	-
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
-	16	22.25	74.75	25.00%

脳神経内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	19	30.11	26.32	78.95%	78.95
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-
K403-23	嚥下機能手術（喉頭気管分離術）	-	-	-	-	-
K0811	人工骨頭挿入術（股）	-	-	-	-	-
K1423	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方椎体固定）	-	-	-	-	-

超高齢化社会を反映していて、CVポートの留置や胃瘻の造設を行って退院される患者さんが増えてきています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

呼吸器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	28	6.21	9.96	0.00%	70.93
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）	11	7.09	5.64	0.00%	73.27
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	-	-	-	-	-
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	-	-	-	-	-
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-

呼吸器内科の入院患者には化学療法を行う方が多く、植込型カテーテルを挿入し患者へのリスクを最小限として安全面を考慮し化学療法を施行しています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	809	0.41	1.16	0.00%	67.42
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	121	3.98	9.83	4.13%	75.80
K6152	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術）	109	2.38	7.21	0.00%	73.23
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	97	1.00	5.59	0.00%	66.91
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍胃粘膜）	86	1.02	7.09	0.00%	73.15

内視鏡的治療例が増加傾向を示し、大腸ポリープおよび胃の早期悪性腫瘍に対する粘膜切除術(EMR)、大腸の早期悪性腫瘍に対する粘膜下剥離術(ESD)の件数がそれぞれ増加しています。胆膵内科では胆道系へのステント留置、肝臓内科では肝動脈塞栓術が多く実施されています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	94	2.53	2.62	2.13%	69.15
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	69	1.74	2.61	1.45%	70.81
K5463	経皮的冠動脈形成術（その他）	33	1.52	1.67	0.00%	71.88
K597-2	ペースメーカー交換術	24	1.17	8.04	0.00%	81.38
K5481	経皮的冠動脈形成術（高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル）	22	3.09	3.41	0.00%	77.05

虚血性心疾患に対するカテーテル治療が最も多く、ペースメーカ植込み・交換、末梢動脈のカテーテル治療と続きます。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	90	4.09	4.67	0.00%	62.34
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 etc.	56	3.86	12.14	0.00%	70.04
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える） etc.	40	2.08	12.25	0.00%	70.18
K740-22	腹腔鏡下直腸切除・切断術（低位前方切除術・手術用支援機器使用） etc.	38	3.63	17.74	2.63%	68.68
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） etc.	36	1.81	7.97	0.00%	67.19

外科では、患者の手術負担軽減に力を入れ、胆嚢摘出や結腸・直腸悪性腫瘍手術、胃悪性腫瘍手術などに腹腔鏡手術を多く導入しています。また手術のみならず化学療法にも力を入れており、安全に実施・継続できるよう埋込型カテーテル設置も多く施行しています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿） etc.	38	4.74	30.53	36.84%	83.89
K0811	人工骨頭挿入術（股）	21	5.43	32.05	76.19%	82.38
K0732	関節内骨折観血的手術（手） etc.	17	3.18	8.94	5.88%	67.59
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕） etc.	12	1.17	2.08	0.00%	54.33
K0821	人工関節置換術（股） etc.	12	1.67	23.58	0.00%	66.25

外傷では高齢者の股関節周囲の骨折が多く、骨接合ができる症例は骨折観血的手術が、骨接合できない症例では人工骨頭挿入術の患者が多くなっています。次に橈骨遠位端骨折の骨折観血的手術が多く、それに伴いプレート等の骨内異物除去術が多くなっています。変性疾患では膝などの人工関節置換術が多くなっています。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	25	4.20	8.56	0.00%	71.16
K6145	血管移植術、バイパス移植術（下腿、足部動脈）	18	3.72	25.61	0.00%	74.17
K5612ﾛ	ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）	11	1.82	12.09	9.09%	73.91
K6171	下肢静脈瘤手術（抜去切除術）	10	0.80	2.50	0.00%	65.80
K617-2	大伏在静脈抜去術	-	-	-	-	-

下肢末梢バイパス術では、１回の手術でin flow確保のために腸骨動脈領域血管内治療、総大腿動脈血栓内膜摘除術が必要で、out flow確保のために足関節レベルへのバイパス術(場合により２本バイパス)が必要となりますので、これらを同時に行います。保険請求上は、大腿動脈血栓内膜摘除術は同時請求できないため、手術症例が少なくカウントされますが、最近では大腿動脈高度石灰化病変の症例が多く、これらを合わせたハイブリッド手術により困難症例の治療が可能となっています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

婦人科・生殖内分泌科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K877	子宮全摘術	36	2.64	8.58	0.00%	48.78
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	30	1.90	7.03	0.00%	41.70
K867	子宮頸部（腟部）切除術	29	1.00	2.17	0.00%	46.66
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	27	3.26	24.15	0.00%	61.85
K877-2	腹腔鏡下腟式子宮全摘術 etc.	25	1.68	7.12	0.00%	46.12

全体として腹腔鏡・子宮鏡などの鏡視下手術の件数が増加しています。的確に症例により術式を選択することによって、安定した術後退院日数となっています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）	368	0.19	2.56	0.00%	74.95
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	22	1.59	4.91	0.00%	66.36
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	-	-	-	-	-
K2683	緑内障手術（濾過手術）	-	-	-	-	-
K224	翼状片手術（弁の移植を要する）	-	-	-	-	-

白内障、緑内障診療に加え、網膜硝子体疾患にも力を入れています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	61	1.07	4.03	0.00%	55.72
K340-6	内視鏡下鼻・副鼻腔手術４型（汎副鼻腔手術）	50	1.06	4.66	0.00%	51.06
K344	経鼻腔的翼突管神経切除術	-	-	-	-	-
K347-5	内視鏡下鼻腔手術１型（下鼻甲介手術）	-	-	-	-	-
K347-3	内視鏡下鼻中隔手術１型（骨、軟骨手術）	-	-	-	-	-

鼻副鼻腔、咽頭手術の他甲状腺腫瘍にも対応しています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

放射線科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K616-41	経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回）	16	0.00	1.00	0.00%	69.69
K616-42	経皮的シャント拡張術・血栓除去術（１の実施後３月以内に実施）	-	-	-	-	-
K093	手根管開放手術	-	-	-	-	-
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	-	-	-	-	-
K6152	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術）	-	-	-	-	-

当科入院で行う処置としては透析シャント狭窄・閉塞に対する拡張術が一番多い処置となっています。通常入院は１泊２日です。その他CVポート設置も原則１泊２日の入院で行っています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	61	2.05	5.98	1.64%	72.92
K843-4	腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる）	32	1.00	9.72	0.00%	66.41
K841-5	経尿道的前立腺核出術	25	2.60	6.64	0.00%	76.08
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	21	1.86	15.57	0.00%	70.90
K7812	経尿道的尿路結石除去術（その他）	18	2.33	2.89	0.00%	68.50

泌尿器科では従来より膀胱がんに対する経尿道的手術が最も多く、次いで尿路結石の早期解決を目的に経尿道的手術が増加傾向です。また最近は、前立腺肥大症に対する核出術にも力を入れており、良好な結果を得ています。

血液内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	54	7.15	24.07	3.70%	71.35
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	-	-	-	-	-
K300	鼓膜切開術	-	-	-	-	-
K722	小腸結腸内視鏡的止血術	-	-	-	-	-
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	-	-	-	-	-

抗がん剤治療を安全に行うために抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込み型カテーテル設置をすることが多く、自家移植症例も徐々に増えています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

化学療法内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	23	2.74	8.83	0.00%	69.87
K651	内視鏡的胃、十二指腸ステント留置術	-	-	-	-	-
K708-3	内視鏡的膵管ステント留置術	-	-	-	-	-
K726	人工肛門造設術	-	-	-	-	-
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	-	-	-	-	-

化学療法内科では、抗がん剤治療導入にあたって安全確実に治療薬を投与する目的で植込み型カテーテルの造設を行っております。また、終末期患者さんの症状緩和目的に胸水腹水濾過再静注療法を積極的に取り入れています。
※集計条件に則り、患者数が１０件未満の項目の数値は「－（ハイフン）」の表示となります。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	-	-
180010	敗血症	異なる	-	-
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和４年度 JA北海道厚生連 札幌厚生病院 病院指標

令和４年度 JA北海道厚生連　札幌厚生病院病院指標