研修プログラム
パンフレット
当院の臨床研修にかかわるパンフレットです。
ぜひご覧ください。
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1年目研修
内科系(24週)
血液・腫瘍内科、代謝・内分泌内科、呼吸器科、消化器科、循環器科の内科系5科のうち、2科目を12週ずつ、あるいは3科目を8週ずつ研修し、それぞれの科における診断と治療を学ぶ。各診療科において、週に0.5日の一般外来研修を行う。
また、内科系研修時に健康管理科研修の一環として市内学校健診や巡回健診に派遣することがある。
また、内科系研修時に健康管理科研修の一環として市内学校健診や巡回健診に派遣することがある。
救急(12週)
救急の12週は、救急(麻酔)4週を必修とし麻酔科で血管確保や気道確保の基本手技や、救急薬剤の使用法を学ぶ。さらに外科、整形外科、小児科の中から2科を選択して4週ずつ、それぞれの科の救急疾患について診断から治療までを指導医のもとで行う。あるいは1科を選択して8週その科における診療の基本をじっくりと学ぶことができるようにしている。例えば整形外科4週、小児科4週ずつを選択し、救急疾患の研修も可能であり、もしくは小児科疾患を広い範囲で8週間研修することも可能である。
なお、救急の研修はこの期間に限らず、日当直時の救急外来での診療(月2回程度、約10ヶ月合計20回程度)、各科研修中に救急搬送されてきた患者の診療を担当することにより、幅広く行えるようになる。
なお、救急の研修はこの期間に限らず、日当直時の救急外来での診療(月2回程度、約10ヶ月合計20回程度)、各科研修中に救急搬送されてきた患者の診療を担当することにより、幅広く行えるようになる。
外科(8週)
当院は地域がん診療連携拠点病院であり、外科では悪性腫瘍に関連した数多くの手術が行われている。術前、術後の管理はもちろんのこと、できるだけ多くの手術の助手を行い、基本的な外科手技を学ぶ。
小児科(4週)
当院は地域の小児救急医療拠点病院としての役割を担い、小児内科疾患における一次および二次救急の受け入れを行っている。小児科一般臨床で経験することの多い感染症疾患などの診断、および治療を主体に学ぶ。週に0.5日の一般外来研修を行う。
麻酔科(4週)
消化器系悪性腫瘍や帝王切開術の麻酔経験を多く学ぶことができる。また小児から高齢者、あるいは様々な合併症を有する患者の麻酔管理を経験できる。自ら麻酔計画を立て、スタッフ指導のもとに全身麻酔を行う。
2年目研修
地域医療(4週)
地域医療においては、厚生連へき地病院、あるいは市内医療機関で4週の研修を行い、それぞれの医療機関における地域医療を学ぶ。
産婦人科(4週)
当院は市内でも有数の分娩数があり、正常産から緊急帝王切開や産科出血などの産科救急疾患まで、様々な産科疾患がある。また、子宮筋腫、子宮癌、卵巣腫瘍などの婦人科疾患の手術数も十分にある。4週の研修期間を設け、産科、婦人科ともに十分に学ぶ。
精神科(4週)
高齢化社会、ストレス社会の中で、精神科の研修は重要な経験と考え、当プログラムでは必修とした。当院には精神科がないため、旭川圭泉会病院および市立旭川病院の協力を得て、代表的な精神疾患を学ぶ。
自由選択科目(40週)
2年目の研修期間のうち自由選択科目は40週とした。この40週においては、将来、自分が専門としたい診療科の研修はもちろんのこと、専門とする診療科のために必要な関連診療科の研修、あるいはそれまでの研修で不十分であった診療科の再研修など、様々な選択が可能である。是非、有意義な選択を行っていただきたい。
選択した科の研修期間は最低4週(神経内科のみ8週)で、4週単位で延長可能である。科によっては4週の研修では不十分であり、8週以上の研修を勧められる場合もあるので、各科指導医と相談して、研修期間を決定していただきたい。もちろん、40週すべてを単一の科で研修することも可能である。
選択した科の研修期間は最低4週(神経内科のみ8週)で、4週単位で延長可能である。科によっては4週の研修では不十分であり、8週以上の研修を勧められる場合もあるので、各科指導医と相談して、研修期間を決定していただきたい。もちろん、40週すべてを単一の科で研修することも可能である。