産婦人科
科の概要
当院は日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設に加えて地域がん診療連携拠点病院および総合周産期母子医療センターとして指定されており、常勤医7 名(兼務1名を含む)で、良性疾患に加えて悪性疾患を含む婦人科診療、ハイリスク分娩や母体搬送を担う産科診療を行っている。病棟は51床である(女性病棟)。
入院患者は1日当たり46人、外来は婦人科・産科合わせて3診制で外来患者数1日当たり82人である。
入院患者は1日当たり46人、外来は婦人科・産科合わせて3診制で外来患者数1日当たり82人である。
婦人科部門
昨年度の新規悪性患者の登録数は子宮頚癌66例(浸潤癌20例)、子宮体癌25例、子宮肉腫2例、卵巣癌24例であった。良性疾患を含めて総手術数は590件であった。進行癌に対しても外科・放射線科・消化器科・臨床検査科(病理)・緩和ケア科など他部門との連携をしながら集学的な治療を行っている。
周産期部門
昨年度の分娩数は842件、多胎や妊娠高血圧などハイリスク紹介は333件、母胎搬送は75件であった。小児科(NICU・GCU)・麻酔・手術室とともに産科救急に対応している。
研修内容
指導医のもと産婦人科スタッフの一員として研修していただくことを基本としている。
手術の助手および小手術の執刀医を経験していただく。基本的な分娩(縫合術を含む)への対応、婦人科癌に対する放射線治療・科学療法などについて指導医とともに立案・診療にあたる。
見学に留まらず、実際の診療に触れていただくことが大切と考えている。
手術の助手および小手術の執刀医を経験していただく。基本的な分娩(縫合術を含む)への対応、婦人科癌に対する放射線治療・科学療法などについて指導医とともに立案・診療にあたる。
見学に留まらず、実際の診療に触れていただくことが大切と考えている。