救急
科の概要
救急の研修は救急(麻酔)2ヶ月と救急(外科)1ヶ月で行う。
救急(麻酔)の2ヶ月においては、救急に必要な手技の習得を目標とする。
手術患者を対象として、バッグとマスクを用いた人工呼吸、様々な用具による気管挿管を行う2ヶ月でおよそ60例の気管挿管が体験できる。また、救急で必要とされる静脈確保や動脈穿刺も習得する。さらに、くも膜下脊椎麻酔や硬膜外麻酔を行うことにより、髄液採取の技術を習得する。
これらの技術研修の習得の他にも、輸液や循環作動薬を用いた全身管理や、術後の疼痛管理も学んでいただきたい。さらに、ICUにおいて急性呼吸不全、急性腎不全など、卒後研修において経験することを求められている病態を経験し、人工呼吸管理や鎮静の仕方、血液浄化の仕組みについても学んでいただきたい。
救急(外科)の1ヶ月は、当院の研修で必修とした外科研修の2ヶ月に引き続き行う。外科2ヶ月で外科の基本を学んだあと、当院で行われる腹部救急患者(消化管出血、炎症、イレウス等)の診療に、指導医や上級医とともに当たり、診断の方法、手術適応の決定、手術、術後管理などを学ぶ。
毎年4月には、旭川市近郊の新研修医に対するACLS研修会が開催される。これは必修項目となっているので、必ず参加しなければならない。
救急(麻酔)の2ヶ月においては、救急に必要な手技の習得を目標とする。
手術患者を対象として、バッグとマスクを用いた人工呼吸、様々な用具による気管挿管を行う2ヶ月でおよそ60例の気管挿管が体験できる。また、救急で必要とされる静脈確保や動脈穿刺も習得する。さらに、くも膜下脊椎麻酔や硬膜外麻酔を行うことにより、髄液採取の技術を習得する。
これらの技術研修の習得の他にも、輸液や循環作動薬を用いた全身管理や、術後の疼痛管理も学んでいただきたい。さらに、ICUにおいて急性呼吸不全、急性腎不全など、卒後研修において経験することを求められている病態を経験し、人工呼吸管理や鎮静の仕方、血液浄化の仕組みについても学んでいただきたい。
救急(外科)の1ヶ月は、当院の研修で必修とした外科研修の2ヶ月に引き続き行う。外科2ヶ月で外科の基本を学んだあと、当院で行われる腹部救急患者(消化管出血、炎症、イレウス等)の診療に、指導医や上級医とともに当たり、診断の方法、手術適応の決定、手術、術後管理などを学ぶ。
毎年4月には、旭川市近郊の新研修医に対するACLS研修会が開催される。これは必修項目となっているので、必ず参加しなければならない。
研修内容
麻酔管理
- スタッフの指導のもとに全身麻酔を行う。
- 手術中の異常に対する判断、対処方法を学ぶ。
集中治療
救急患者の初期治療や人工呼吸管理を学ぶ。
カンファレンス等
自分が麻酔を担当する症例の問題点などについては、指導医とマンツーマンで随時カンファランスを行う。
外科
外科の研修内容と同様。