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看護部 活動紹介

看護活動

3階東病棟(急性期・ICUなど)

 当病棟は、ICU4床を含む48床の病棟で、外科・内科を中心に手術や内視鏡治療・化学療法などの患者ケアにあたっています。“医療チームが連携を図り、患者さま・ご家族が安心、かつ納得のできる医療・看護の提供を目指します”を病棟看護方針として、手術によりADLが低下してしまった方のリハビリの実践や、訪問看護・退院調整など患者さま・ご家族に必要なケアの連携をとっています。

新人看護師の1日

5階東病棟(地域包括ケア病棟)

5東病棟
 地域包括ケア病棟では、急性期の入院治療により病状が安定した方、在宅復帰や施設での療養が必要な方に向けてリハビリテーションや在宅復帰に向けた準備を行っています。受け持ち看護師が患者さんやご家族の意思を確認し、望む場所で安心して暮らせるように、退院支援カンファレンスの充実を図り多職種と連携しながら看護を行っています。

ポートフォリオ

ポートフォリオ
 当院では平成27年度から個人の目標管理にポートフォリオを導入しています。「意志ある学びで成長しよう!」をスローガンに、何のために(ビジョン)何をやり遂げたいのか(ゴール)を、一人ひとりが明確に持ちながら楽しく成長していきます。年度末にはポートフォリオ発表会を行いました。

意思決定支援

 患者さまが住み慣れた場所で最期まで安心して暮らせるように、患者さまがどうありたいか・どこでどのように暮らしたいか、意思決定とその実現に向けた支援に力を入れています。患者さまとご家族の希望を取り入れた参加型看護計画、院内外の多職種と協働しながら在宅療養支援や退院支援を行っています。

フットケア外来

 糖尿病の患者さまで、高血糖値の状態が続くと神経障害や血流障害が起こり、いろいろな異常が起こります。足病変があっても放置してしまったり、糖尿病や老化などで視力が低下し、足の変化に気がつきにくくなり重大な病変に進行してしまうこともあります。症状や病変がなくても、日常からフットケアを進めていくことも重要であるため、患者さまにフットケアを勧め一緒にケアをさせていただいています。

外来治療センター(化学療法室)

外来治療センター(化学療法室)

がん化学療法認定看護師
板橋 理絵

 当センターでは、看護師と薬剤師が連携を図り患者さまへの安全な抗がん剤の取扱い・適切な投与管理を行います。また、投与中のみならず自宅での抗がん剤の副作用に対し、出現時及び予防のためにどのような対処行動が適しているのかを共に考え、不安なく生活が送れるよう患者さま・家族の方の生活スタイルやセルフケア行動に合わせたサポートをしております。治療に関連した帽子やウィッグの紹介やリマンマに関する相談会なども行っています。

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専門分野の活動

感染管理認定看護師

 感染制御に係わる看護師の役割としては、患者さんとその家族、来院する全ての方々と病院に勤務する職員に対しての感染のリスクを最小限にして、医療関連感染を予防する事と言われます。そのため、院内外の感染症の発生動向の把握に努め、感染対策の実践を行い、感染対策チーム(医師、看護師、薬剤師、検査技師で構成)の中で各職種間の連携を取りながら、患者さんが安心して治療に専念できる療養環境と職員が健康で安全に勤務できる職場環境を提供できるように活動しています。

 地域活動では、病院・施設・教育現場において、教育活動や感染対策における支援や相談などにも応じております。

皮膚・排泄ケア認定看護師

中川 恵・和田 綾乃

皮膚・排泄ケア 認定看護師 中川 恵・和田 綾乃

 褥瘡ケアでは、医師・看護師と連携しながら予防に重点を置き、発生した褥瘡は早期治癒を目指し褥瘡回診を行っています。ストーマケアでは術前から関わり、退院後もストーマ外来で継続したケアを行なっています。その他、排泄相談室では、排泄に問題を抱えている方の窓口として、糖尿病や下肢閉塞性動脈硬化症を持つ方にはフットケアを実施しています。
 また、遠紋地域の褥瘡ケア質向上を目的に、地域褥瘡ミーティングとセミナーを開催しています。

がん化学療法認定看護師

板橋 理絵

がん化学療法認定看護師 板橋 理絵

 がん患者さまの治療に対する意思を尊重し、闘病生活に生じる苦痛・不安を最小限にできるよう、他職種と連携を図りながら患者さま・家族に寄り添いケアを行っています。
 また、抗がん剤の副作用に対して、生活に合わせたセルフケア行動を共に検討し、その人らしさを失わないように治療が継続できるよう、日々関わっています。

 

認知症看護認定看護師

山口 麻琴

認知症看護認定看護師 山口 麻琴

 認知症看護認定看護師の役割として、認知症患者の意思を尊重し権利を擁護すること、行動・心理症状の予防と緩和に努め、安心・安全な生活や療養環境の調節を行っていくことなどがあります。認知症の症状によって起こる様々な状況について、スタッフからの相談に対し共に考え、助言・指導を行いながらより良いケアにつながるように日々活動しています。

 地域活動では、地域住民や医療・介護スタッフに向けて講演会や研修会を行ったり、認知症カフェへの参加やキャラバンメイト(認知症サポーター養成講座の講師)も務めています。

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看護部教育

現場教育

 「JA北海道厚生連キャリア開発ラダー」に基づいて研修計画を立案し、教育委員会と連携して支援する体制を作っています。新人教育はプリセプターシップを取り入れながら、院内外の講師による研修だけでなく、部署全体で新人を育てています。
院内研修以外では自由参加で受講できるインターネット配信研修も取り入れ、新人だけでなくスタッフのレベルに合わせた研修が受けられ、レベルアップできるような体制を整えています。今後も「ともに学び・楽しく仕事ができる職場」を目指して取り組んでいきたいと思います。

現場教育〈新人教育年間計画〉

  <現場教育> <集合教育>
4月

○病棟オリエンテーション Ⅰ
○プリセプターとの初回面談
○係長指導のもと看護過程の展開
 (1人の患者を継続して受け持つ)

◆看護部オリエンテーション
◆感染防止対策研修   
◆フィジカルアセスメント1研修
◆看護記録研修
◆看護過程研修
5月 ○係長指導のもと看護過程の展開
 (2人の患者を継続して受け持つ)
◆メンタルヘルス研修・リフレッ シュ研修
◆スキンケア・褥瘡予防研修
◆看護必要度研修
6月 ○病棟オリエンテーションⅡ
○先輩フォローのもと患者受け持ち開始
○夜勤オリエンテーション
○夜勤見習い開始
○3か月後技術チェックリスト評価
 面談(プリセプター・係長)
◆看護技術研修




 
7月 ◆薬剤研修
◆輸液・シリンジポンプ研修(7月~8月)
 ◆口腔ケア・摂食嚥下障害に関する技術研修
8月 ◆医療事故防止研修 ◆救急蘇生研修
◆情報伝達研修
9月 ◆災害対策研修
○夜勤開始
○6か月後技術チェックリスト評価
 面談(プロセプター・係長)
○中間面談(科長)
◆フジカルアセスメントⅡ研修



 
10月 ○入院受け持ちオリエンテーション
○予約入院受け持ち開始  
 ◆振り返りⅠ研修
 
11月 ○固定チーム受け持ち開始  
12月 ○9か月後技術チェックリスト評価
 面談(プリセプター・係長)
 
3月

○12か月後技術チェックリスト評価
 面談(プリセプター・係長)
○フィードバック面談(科長)

◆振り返りⅡ研修

 

看護研究

 当院では毎年、研究発表を行っています。研究計画書の面談指導を行いながら看護研究に取り組み、看護の質を向上できるようスタッフ全員で考えていける場となっています。
 毎年、日本農村医学会・日本看護学会などで発表しています。今年度も院内だけでなく院外に飛び出していけるような活発な研究発表に取り組んでいきます。

看護学生の実習

 旭川厚生看護専門学校・北見医師会看護専門学校・紋別高等看護学院の実習を受け入れています。実習を受け入れることで学生の視点に刺激を受けることも多くあり、共に学び成長する貴重な機会になっています。

1日看護体験

1日看護体験

 将来看護師を目指す高校生を対象に1日看護体験を行っています。体験に参加した高校生が看護師の仕事をイメージできるよう様々なプログラムを企画しています。

小学生・中学生・高校生の職場体験

職場見学

 近隣の小・中・高校からの職場体験を積極的に受け入れています。病院で働く様々な職種にふれることで、医療・看護に興味をもつきっかけになればうれしいと感じながら、見学や体験を行っています。

コスモス保育所

保育所

 約20名の園児が利用しています。
 時間の延長や夜勤にも対応してくれるため、お母さん看護師の強い味方です。

白友会

 看護師相互の親睦を図ることを目的とした、遠軽厚生病院に勤務する看護師の会です。
 定期総会をはじめとして新人職員歓迎会・焼き肉パーティーなどを開催し、親睦を深めています。

最終更新日:2021年11月15日

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