令和元年度
令和元年度採用 竹田 瑛
医学生の皆さん、こんにちは。初期研修医2年目の竹田瑛と申します。当院に興味を持っていただきありがとうございます。当院の魅力を伝えるには実際に来て見ていただくのが一番だと思いますが、この場では紙面を通し、実際に働いて感じた当院での初期研修の魅力をお伝えしたいと思います。私が思う当院の初期研修の一番の魅力は、大学病院と市中病院の研修の良い部分を併せ持っているところです。当院は十勝地方の中核を担う病院として、眼科以外の全ての診療科が揃っています。そのため重症患者や珍しい疾患の患者でも当院で医療を完結することができます。一方で市中病院として、軽症患者やcommon diseaseを診る機会も多数あります。救急外来では研修医が主体となって初期診療を行い、基本的な診察や検査、初期治療を学ぶことができます。症例数も多いので、2年間の研修で大抵のcommon diseaseに対する診療の仕方が身につくはずです。さらに各診療科から研修医向けのレクチャーも数多く開かれており、初期研修医の間に各診療科の専門的な知識を学ぶことができます。その経験は専門科に進んだ後にも必ず自分の役に立つはずです。魅力的な上級医も数多く、初期研修を経て志望科が変わった人もいます。もう一つの当院の魅力は、15人の同期です。道内・道外問わず、各地から研修医が集まり、内科志望、外科志望、マイナー科志望、どの科に進むか迷っている人など様々な人が集まります。研修医の人数は道内の病院では多い方ですが、その分、症例数も多いため担当症例の取り合いといった問題は生じません。研修医同士で日々切磋琢磨しながら研修することで、自然と自分自身の成長にも繋がります。研修医室での雑談のような議論から新たな知識を学ぶことも多々あります。また、研修医は学年問わず仲が良く、一緒にご飯を食べにいくことも多々あります。十勝は農業が盛んなため、野菜やお肉からお菓子に至るまで美味しいものがたくさん揃っています。夏には勝毎花火大会を見にいったり、バーベキューをしたり、冬にはスキーに行ったりと充実したプライベートを送っています。長くなりましたが、当院の魅力はまだ伝えきれないほどたくさんあります。人によって求めるものは異なると思いますが、実際に研修医になった時、初期研修を良いものにできるかどうかは自分次第です。ただ一つ、私たちから皆さんに伝えられることは、やろうと思えばどんなことにでも挑戦できる環境が当院には揃っています。来年度、当院でお会いできることを研修医一同心よりお待ちしております。 令和元年度 研修医代表 竹田 瑛