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3年間の教育課程について

基礎分野

 基礎分野は、科学的思考の基礎としての5科目を学習するほか、人間と生活・社会の理解を
深めるための7科目を設定して、現象を科学的かつ論理的に思考できる能力を養うとともに、
看護の対象である人間を幅広い視野で捉える力を養います。

●科学的思考の基盤
 
文章構成法、情報デザイン、統計学、英語、倫理学

●人間と生活・社会の理解

 心理学、コミュニティデザイン、運動と健康、人間関係論、教育学、アイヌ語とアイヌ文化、
演劇コミュニケーション

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専門基礎分野

 専門基礎分野は、人体の構造と機能を学ぶ4科目、疾病の成り立ちと回復を図る6科目、
そして、健康支援と社会保障制度を学ぶ4科目を設定しています。
 この分野では人間を多目的に理解し、看護学を実践するために必要な基礎知識を学びます。

●人体の構造と機能

 解剖学、生理学、看護形態機能学、生化学

●疾病の成り立ちと回復の促進

 栄養学、微生物学、薬理学、看護薬理学、病理学総論、病理学各論

●健康支援と社会保障制度

 医療概論、公衆衛生学、社会福祉、関係法規

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専門分野

 専門分野は、基礎看護学、地域・在宅看護論、成人看護学、老年看護学、小児看護学、
母性看護学、精神看護学、健康状態に応じた看護、看護の統合と実践の9科目に分かれて
います。
 学内でそれらの専門知識・基本的な看護技術を修得し、さらに病院や保健医療福祉施設
での実習では「その方が必要としている看護とは」を考え個別性のある看護実践を学びます。
 看護実践の基礎となる心・知識・技術を学び、日々発展する看護学にも関心をもち、
社会の諸現象にも対応できる看護師を目指します。

【基礎看護学】

看護学のベースとなる分野。看護の理念を学び、看護過程、感染予防、コミュニケーション、観察、フィジカルアセスメント、基本的な看護技術の習得と共に看護職としての態度も養います。

【成人看護学】

 青年期・壮年期の成人を対象とした看護学。急性期、慢性期、周手術期、終末期看護など幅広い分野にわたり、看護の判断力、実践力を身につけます。

【地域・在宅看護論】

総合保健医療福祉の概念を踏まえ、社会全体のニーズに対応できる看護の幅広い知識と技術を身につけ、在宅で療養する患者と家族を支えられる温かい心をも養います。 

【老年看護学】

 急速な高齢社会が問題になっている現代。老年期における身体機能を把握し、健康障害、回復過程の特徴と日常生活の自立を目指した看護を学びます。

【小児看護学】

 小児各期の成長・発達の特徴と小児を取り巻く環境の変化を理解し、必要な援助方法を習得。健康障害を持つ小児とその家族を含めた看護も学びます。

【母性看護学】

 健全な時代を生み育てる過程と母性機能の特性を学び、母性各期の変化を理解し、看護ケア能力を習得し、母性(父性)意識の啓発にも意識を向けます。

【精神看護学】

 精神の健康問題を抱える人が急増する時代、精神看護のニーズは高い。精神の障害を持つ人とその家族への看護、心の健康維持について学びます。

【健康状態に応じた看護】

【看護の統合と実践】

 チーム医療及び他職種との協働の中の、看護職としてのメンバーシップ・リーダーシップを学び、さらに、広い視野を持って役割発揮できる力を養います。

最終更新日:2024年04月01日

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