CT検査(80列MDCT)
Aquilion PrimeSP
CT(Computed Tomography)検査は、身体にらせん状にX線を照射し、通過したX線データから体の詳細な輪切り画像を撮影する事が出来ます。また、得られたX線のデータから、骨や血管などの3次元画像を作成する事が可能です。
当院では、令和2年12月にキヤノンメディカル社製の最新型CT装置「Aquilion PrimeSP」を導入致しました。本装置の導入により、以前よりも高速・広範囲での撮影や、少ない被ばく線量での撮影が可能となりました。
当院では、令和2年12月にキヤノンメディカル社製の最新型CT装置「Aquilion PrimeSP」を導入致しました。本装置の導入により、以前よりも高速・広範囲での撮影や、少ない被ばく線量での撮影が可能となりました。
被ばく線量低減
Deep Learningを用いた画像再構成処理により、以前のCT装置よりも大幅な被ばく線量低減が可能となりました。当院の胸部CT検査では、以前のCT装置より60%程度被ばく線量が低減しています。
臨床画像
鎖骨骨折の3D画像です。
骨折(矢印)が明瞭に描出されています。
立体的に骨折部位や周囲との関係が確認可能です。
骨折(矢印)が明瞭に描出されています。
立体的に骨折部位や周囲との関係が確認可能です。
心臓のCT画像です。心臓の動きを抑さえる薬と造影剤を用いて撮影を行います。心臓の血管(矢印)が明瞭に描出されています。主に心筋梗塞の診断などに大きな力を発揮しています。
特殊な検査ですが、当院では年間200例程の撮影を行っております。