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令和2年度

令和2年度

1年次 羽田明海

 今回、研修医の声を作るに当たり①自分が当院を研修先として選んだ理由と②2ヶ月間働いてみての感想を書きたいと思います。
①自分が当院を研修先として選んだ理由

簡潔に言ってしまうと、僕が当院を選んだ理由は救急を2年間でしっかり学べることと、処遇の良さの2点に集約されてしまいます。まず救急についてですが、僕としては最終的に自分がどの科になるのかは、研修が始まってみないとわからないと考えていたので、救急だけは研修医が終わった後に困らないくらい学べる所が良いと考えていました。当院では十勝管内から多くの症例が集まってきますのでwalk inの患者さんから救急搬送の患者さんまで様々な症状の対応をしっかり学ぶことができます。研修医が最初に患者さんの対応をしますので2年間でしっかりと実力をつけることのできる環境だと思っています。日当直では、最初はわからないことばかりで不安な気持ちもありますが、常に2年目がいますし、上の先生にも相談しやすい環境ですので安心して働くことができます。次に、処遇が良いところです。やはり働くからには給料は高いほうがいいですよね。働き始めてわかったことですが、研修中わからないことはたくさん出てきますので、多くの教科書を買うことになります。普段の生活のことも考えるとある程度余裕のある給料をもらえることは大きなメリットです。
②2ヶ月間働いてみての感想最初はわからないことばかりですが、わからないことは聞けば上の先生がどんどん教えてくれる環境です。研修医という立場を利用して遠慮なく質問して失敗しつつも仕事や医学を学んでいます。また病院が新しく、きれいなことは毎日通勤する職場としてとても快適で素晴らしいです。


1年次 松井優祐

私が帯広厚生病院を初期臨床研修先として選んだ理由は、地域の基幹病院としてcommon diseaseから稀な疾患まで症例数が充実しており、救急診療にも積極的に参加でき、3次救急にも対応できることでした。学生時代から先輩や実習先の上級医の先生方から、帯広厚生病院で研修した2年間は医者人生の基礎として、非常に有意義な時間を過ごすことができたというお話を伺い、実際に見学や実習でお世話になった際に研修の様子を拝見し、この病院で研修したいと強く思ったことも理由の一つです。実際に4月から研修医として、外科ローテーションや救急外来当直を経験し、診療に参加する中で診察や患者さんへの対応に不慣れな面はまだまだ残るものの、忙しい中でも上級医の先生方から非常に丁寧なご指導を頂きながら、充実した楽しい研修生活を過ごすことができています。

 1年次 小林礼和

私は実習でお世話になった後期研修医の先生の勧めで帯広厚生病院に興味を持ちました。その先生も1年間ではあったようですがここの病院で研修をされており、手技は勿論、病棟での業務や患者さんへの接し方など、とても尊敬できる方でした。自分もそのようになりたいと思い見学の申し込みをしたのを覚えています。

見学では当時研修医1年目の先生に付いて病棟業務や救急外来の様子を見ていたのですが、まだ5月だったのに様々な手技を任されていました。そしてそれらをこなしていく先生方の様子を見て、純粋に憧れました。また研修医どうしの仲も良く、研修医室の居心地の良さに心惹かれました。飲み会も(今は厳しいですが…)とても楽しく、早くこの輪に加わりたいと思っていました。4月からの2ヶ月間、私は外科を回らせていただきました。正直とても忙しい毎日でしたが、その分身に付くものも多かったように思います。先生方も大変お忙しいはずなのに、困ったことがあればいつでも対応してくださり、日常業務以外にもプレゼンテーションの指導までしてくださりました。まだまだ至らぬ点ばかりですが、2ヶ月前の自分の姿を思うと、成長を感じることはできています。楽しむ時は楽しみつつ、やる時はしっかりやる、そんな先輩方や同期たちに恵まれたことも大きいです。研修医の人数が多い分、色々な経験や知識を共有し、お互いに成長していける環境もとても気に入っています。周りに後れを取らないよう頑張り続けたいですし、来年一緒に働ける皆さんとも、是非そのような研修医生活を送っていけたらと思います!

 

最終更新日:2020年05月26日