現在位置の階層

  1. ホーム
  2. 4つの事業
  3. 医療事業

医療事業

JA北海道厚生連の医療

全道15ヵ所の厚生病院・クリニックでは、地域医療の中核を担う最新鋭設備と高水準の医療技術により、地域医療を確保するための重要な課題とされている5疾病・5事業および在宅医療に積極的に取り組んでいます。
網走厚生病院のエントランスホール写真

網走厚生病院のエントランスホール

ページのトップへ

疾病について

感染症の診療について

帯広・遠軽・網走・倶知安厚生病院では、第二種感染症指定医療機関に指定され、医師や感染対策チームを中心に、新型コロナウィルス感染をはじめとする様々な感染症の診療や地域との調整にあたり、二次医療圏域全体のセーフティネットとしての役割を果たしています。

がん診療について

旭川・帯広・札幌厚生病院は地域がん診療連携拠点病院に指定され、遠軽厚生病院は北海道がん診療連携指定病院となっています。
地域における連携・協力を基本としつつ、診療体制や検査・診断機器の充実により早期発見・早期治療を実践し、手術・抗がん剤・放射線治療などを組み合わせた質の高い医療提供に努めています。札幌厚生病院は、市内の「がんゲノム医療中核拠点病院」と協力しながら、必要とする患者さんにがんゲノム医療が届けられるよう「がんゲノム医療連携病院」の指定を受け、2021年11月から保険診療のもとがん遺伝子パネル検査を行っています。また、「がん相談支援センター」や「がん患者・家族の交流サロン」などを設置し、がんに対する情報提供や精神的なフォローにも積極的に取り組んでいます。
旭川・帯広・札幌厚生病院では緩和ケア病棟を開設し、がん終末期の患者さんに対する身体的・精神的な苦痛を和らげ、患者さんやその家族がその方らしく生活していただけるようなケアを提供しています。
  • 緩和ケア病棟ラウンジ

    緩和ケア病棟ラウンジ
    (札幌厚生病院)

  • 屋上庭園

    屋上庭園
    (札幌厚生病院)

脳卒中・脳梗塞の診療について

帯広・網走厚生病院は、脳梗塞の治療として発症から間もない超急性期に血栓溶解剤t-PAを投与することによって予後の改善と後遺症の軽減に努めており、迅速な診断と治療を行うことができる人員的・設備的な診療体制を構築しています。

急性心筋梗塞の診療について

北海道厚生連は、高度な技術を必要とする急性冠疾患の緊急手術などに対応できる体制を整えています。また、札幌厚生病院は札幌ACSネットワークの会員として、救急当番を担当しています。

糖尿病の診療について

北海道厚生連は、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」などの専門的な治療と併せて、糖尿病教室や患者会活動、入院・外来での栄養指導、診察後の精密検査に伴う外来受診まで総合的にサポートする体制を構築しています。

精神医療について

帯広・倶知安厚生病院は、外来だけでなく、入院(病棟)機能も兼ね備えており、精神科救急・身体合併症も含めた総合的な治療を行っています。

ページのトップへ

事業および在宅医療について

救急医療

救命救急センター

救命救急センターヘリポート   (帯広厚生病院)

帯広厚生病院救命救急センターは、365日24時間体制で、高度な救急医療を提供する十勝管内で唯一の第3次医療施設です。ヘリポートと手術室・ICUを直行で繋ぎ救命率の向上に貢献しております。同センターは優秀な医療スタッフ陣、充実した診療態勢・医療機器により、十勝管内の救急医療の核としての役割を果たしています。
また、全道各地にある厚生病院はいずれも救急告示病院の指定を受けており、各地の救急医療の砦として日夜、救急患者の対応に尽力しています。

災害医療

帯広・遠軽・網走・倶知安厚生病院は「災害拠点病院」の指定を受けており、さまざまな災害を想定した訓練を行っています。また、同病院は北海道DMAT指定医療機関の認定を受けており、災害発生時に被災地へ派遣する医療チーム(DMAT)を保有しています。
  • 災害訓練

    災害訓練

  • 震災の医療救護班

    震災の医療救護班

小児、周産期医療

分娩を扱う産婦人科が地域から減るなか、周産期医療の充実を目指しています。帯広厚生病院は総合周産期母子医療センターに指定されており、旭川厚生病院も認定を受けています。また、遠軽・網走厚生病院は地域周産期母子医療センターに指定されています。
助産師による活動も活発に行っており、助産師外来・母乳外来・安産教室・フリースタイル分娩など専門性を活かしたケアを実践しています。

へき地医療

帯広・遠軽・倶知安厚生病院は「へき地医療拠点病院」としての指定を受けています。中でも帯広厚生病院では、周辺の医療機関への受診が困難な地区を対象に、医師と看護師などが巡回して診療や健康管理を行っています。

在宅医療(訪問診療)

本会は高齢者をはじめ、通院が困難な患者さんが十分な医療を受けられるよう、医師による訪問診療を行っています。また、巡回診療や訪問看護など、地域に必要な医療サービスの提供を図っています。

ページのトップへ

医療の質について

日本医療機能評価機構認定病院

認定マーク
旭川・帯広・札幌厚生病院は、第三者機関(公益財団法人日本医療機能評価機構)による審査を5年毎に受けています。これにより病院の機能、安全管理体制や療養環境などの課題を明らかにし、医療の質の向上や改善に取り組んでいます。
また、総合病院(旭川・帯広・札幌・遠軽・網走・倶知安)では、国の定めにより、主要疾患や手術の治療実績などを数値化した『病院指標』をホームページ上でご紹介しています。より、質の高い医療をめざすために、病院の取り組みや実績を一般の方にも広く公表し、私たちの取り組みをご理解いただくことが重要と考えています。また、旭川・帯広厚生病院は臨床検査室の品質と能力に関する国際規格である「ISO15189」を取得しています。

入退院支援センター

入退院支援センター

入退院支援センター(帯広厚生病院)

旭川・帯広・札幌厚生病院は、治療や療養に関する相談・入退院支援・地域医療連携の推進と対応を一元化し患者サービスの向上と地域との円滑な連携を図るため、「入退院支援センター」を設置しています。

地域包括ケア病棟

網走・倶知安厚生病院は、「地域包括ケア病棟」、鵡川厚生病院は「地域包括ケア病床」を設置しています。病気やけがによる急性期の治療が終わっても、在宅や介護施設への復帰に向けて準備期間が必要な方は少なくありません。患者さんやご家族の方が安心して退院していただけるよう、リハビリや退院調整などのお手伝いをさせていただきます。

最終更新日:2023年07月25日

現在位置の階層

  1. ホーム
  2. 4つの事業
  3. 医療事業