一般撮影検査
一般撮影とはいわゆるレントゲン撮影と呼ばれる検査です。胸部や腹部をはじめ、手や足などの骨の撮影も行っています。撮影は立った状態や撮影台に寝た状態、立位が難しい場合は車いすに座ったままで行うこともあります。部位によっては息を吸ったり、吐いたりして撮影を行います。
当院では3台の撮影装置が稼働しています。そのうち1台は2024年9月にFPD(フラットパネルディテクタ)に更新されました。従来の装置に比べて、被ばくの低減や撮影時間の短縮が可能となりました。また、AIを用いた胸部X線病変検出ソフトウェア:CXR-AIDも運用されています。このシステムはAIによる診断の補助システムであり、病変の見逃し防止に役立てています。
撮影する範囲内に洋服のボタン、チャック、アクセサリー等がある場合には画像に影響を与える可能性があるため、外していただくか検査着に着替えていただく必要があります。その際には、放射線技師から説明いたします。
また、一般撮影はX線を使用する検査になりますので、妊娠されているもしくはその可能性がある方は、検査を行う前に、医師や放射線技師にご相談ください。
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キヤノンメディカルシステムズ社製 KXO-50R
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島津メディカルシステムズ社製 RADSpeed PRO
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島津メディカルシステムズ社製 UD150B-30
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CXR-AIDを使用した胸部単純X線画像