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食道・胃・十二指腸内視鏡検査

 当院での食道・胃・十二指腸内視鏡検査は年間約5000件以上の実績があります。胃炎や胃潰瘍、早期胃がん、ポリープ等の診断が可能なだけでなく、治療計画や治療効果の判定に役立てています。経口での内視鏡検査が苦手な方は、苦痛を最小限に出来るように鎮静剤を使用したり細径スコープを使用した経鼻内視鏡による検査を行う事もできます。胃ポリープ切除術、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの内視鏡治療は外来では行わないため入院での治療となります。

1.予約

 消化器科外来を受診し検査の予約を取ります。
経鼻内視鏡は検査前処置の方法が違いますので、ご希望の方は予約時に医師にお伝えください。
なお、経口内視鏡から経鼻内視鏡への当日変更は受け付けておりません。


鎮静剤を使用して検査を受けることも出来ます。ご希望の方は予約時にお伝えください。
なお鎮静剤を使用した場合、当日は自動車・バイク・自転車の運転はできません。
(翌日までご自身での運転はできません)
鎮静剤使用をご希望の方は公共の交通機関でお越しください。

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2.検査までの流れ

食事
 前日の21時以降は食事は摂らないでください。検査前まで水のみ飲むことができます。
薬
 21時以降に服用する薬は、心臓、血圧、喘息の薬のみ水で服用して下さい。血糖降下薬は服用しないでください。
当日の朝食は摂れません。お水は飲んでもかまいません。
お水以外(お茶・スポーツドリンク)は飲むことが出来ません。
血圧・心臓病・喘息のお薬を飲んでいる方は朝6時にコップ1杯程度のお水で服用してください。

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3.検査

受付
①検査予約時間の10分前に本館1階内視鏡検査受付に直接お越しいただき、予約票をお出し下さい。
待合
②血圧を測定します。

③検査や使用する薬剤に必要な問診を行います。
(麻酔アレルギー・心臓病・緑内障・前立腺肥大症・抗凝固剤や抗血栓薬内服の有無など)


喉麻
④胃の中の泡を取り除く水薬を飲んでいただきます。

⑤喉の奥に麻酔剤のスプレーを噴きかけ、喉の麻酔をします。

⑥胃の動きを抑える筋肉注射をします。
検査台
⑦検査台に左横向きになりマウスピースを軽く噛みます。内視鏡を挿入します。体の力を抜いて喉元を締め付けないようにします。検査中は喉元に異物感がありますが、呼吸は普通にできます。

⑧検査時間はおおよそ5~10分程度です。検査内容によって時間がかかる場合もあります。

⑨検査終了後は30分は飲水・食事はできません。組織検査をした場合は1時間、飲水・食事はできません。

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4.結果

 後日、消化器科外来(予約)を受診し、医師より説明があります。

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5.注意事項

 受診・検査の際はお薬手帳を持参してください。
緊急検査や検査の進行状況により予定時刻に検査が出来ない場合があります。ご了承下さい。
鎮静剤を使用して検査を受ける事が出来ます。鎮静剤を使用した場合、当日は自動車・バイク・自転車の運転はできません。(翌日までご自身での運転はできません)
鎮静剤使用をご希望の方は公共の交通機関でお越し下さい。


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6.よくある質問 Q&A

Q.ヘリコバクター・ピロリ菌の検査が出来ますか?
A.胃炎や胃潰瘍がありヘリコバクターピロリ菌の有無を調べることが必要な方は、上部消化管内視鏡検査中に組織を取って調べることが出来ます。抗凝固剤や抗血栓薬を内服されている方は、採血や尿素呼気試験で調べることも出来ます。

Q.検査料金はどのくらいかかりますか?
A.上部消化管内視鏡検査自体は3割負担で約4500円、1割負担で約1500円です。ただし、組織検査が追加となった場合や使用した薬剤の種類によって料金が一部加算されますのでご了承下さい。

Q.鎮静剤を必要とした場合、どのような症状が出ますか?
A.眠気やふらつき、眩暈といった症状が出現します。30分程度で症状は改善されますが、あとから眠気が強く出る場合もあるため検査当日は運転ができません。

Q.ポリープ治療はその場でできますか?
A.胃ポリープ切除は入院して治療を受けていただくためその場での治療はできません。

最終更新日:2024年05月02日

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