新型コロナウイルス感染症対策について
当院の感染対策について
1)全来院者への体調確認
正面玄関1Fホールで、来院者全員にサーモグラフィカメラによる体温測定、手指消毒にご協力いただいており、発熱等が確認された場合は職員の指示に従っていただいております。また、職員も同様に通用口に専用サーマルカメラを設置し、出勤時の体温チェックの徹底と体調チェックを義務付けています。
正面玄関サーマルカメラ
2)院内の混雑防止ならびに環境改善
院内の混雑防止のため、外来診療を完全予約制とし、患者様にはご予約15分前の来院をご協力いただいております。また、特定の場所以外での食事は禁止とし、院内食堂及び職員の食事休憩時は対面にならないよう配慮しています。
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院内食堂 レストランとまと
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院内食堂 レストランとまと
3)救急外来における感染対策
救急外来に新たに簡易陰圧テントを3台設置しました。内1台はストレッチャー対応型となっており、救急患者受入時の感染防止対策を徹底しています。
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救急外来簡易陰圧テント
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救急外来簡易陰圧テント(ストレッチャー対応)
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救急外来簡易陰圧テント
4)PCR検査体制の充実
PCR検査装置を3台体制に拡大したことで、1日400検体以上の処理能力となり、有症状者ならびに濃厚接触者への迅速な検査が対応可能となりました。
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PCR検査装置
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簡易PCR装置
5)入院における感染対策
6床部屋を全て4床部屋へ変更、感染源となるベッド間のカーテンを廃し間仕切り型の床頭台の導入を行い入院療養環境の改善を行ったほか、洗面所に仕切り版の設置や紫外線照射装置設置による消毒を行っています。また、ICUならびに一般病棟に陰圧室(個室)を増設し、重症者受入時の感染拡大防止を行っています。
間仕切型床頭台
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洗面所仕切り板
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紫外線照射装置
6)感染専用病棟の設置
市内の感染者受け入れのため感染専用を設けております。空気感染隔離ユニットの設置によるコホーティングや、院内ネットワーク環境を利用した病室とナースステーション間のオンライン診療等、徹底した感染対策で治療を行います。
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空気感染隔離ユニット(病室)
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感染専用病室
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病室リモートカメラ
7)産科病棟の感染対策
多症室だった陣痛室を個室化(LDR)し、他の妊婦さんとの接触を減らし安心して過ごせるよう配慮しています。また、分娩室で緊急の帝王切開にも対応できるようになりました。
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分娩室
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陣痛室(LDR)
8)患者様へ感染対策に対する同意書の取得
入院療養中におけるマスク着用や手指衛生等の感染対策に関して、入院時に説明・同意をいただくとともに、定期的に院内放送で来院者へ呼び掛けを行っています。
9)オンライン面会
ご希望の方はスマホ・タブレットを利用したオンライン面会をご利用いただけるよう院内のWi-Fi環境を整備いたしました。
オンライン面会イメージ
10)全職員の標準予防策の徹底とシミュレーションの実施
全職員に対して定期的に標準予防策の教育を行っています。手指衛生の実践状況確認のほか、個人防護具の装着訓練後にテストを実施することで、職員の習熟度を確認しています。また、感染患者が発生した際の対応についてシミュレーションを実施し、全スタッフがいつでも確認できるよう動画視聴できる環境を整備しました。
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救急外来シミュレーション
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入院シミュレーション
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感染防護具訓練
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感染防護具訓練
11)健診センターにおける感染対策
人間ドックを安心して受診いただけるよう、受付時間を分散化し、混雑化防止を図りました。また、滞在時間を短縮するため従来の健診の流れを見直しました。
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健診センター
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健診センター内