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新型コロナウイルス感染症への対応について

平素より、旭川厚生病院を温かくご支援いただいておりますこと、感謝申し上げます。
2020年11月20日を端緒とする、旭川厚生病院の新型コロナウイルスの大規模な院内感染による病院機能停止のため、患者の皆様をはじめ、地域住民、関係医療機関の皆様には、ご心配、ご不便おかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。さらに、入院療養中に新型コロナウイルス感染症によってお亡くなりになられた患者の皆様29名のご冥福を、職員一同衷心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様には心からお悔やみ申し上げます。
2020年11月21日に新型コロナウイルスの院内感染が判明してから、直ちに対策本部を立ち上げ、国や北海道クラスター対策班、保健所等、関係医療機関からのご指導、ご支援をいただきながら、事態の収束に取り組んでまいりました。クラスター発生が確認されて以来、関係各位の皆様のご助力、ご支援に対しましては深謝申し上げます。
当院において2020年11月20日に最初の感染者の発生から、患者および職員で合計311名PCR陽性者が確認されました。院内クラスターに関連した感染者の最終発生が確認された12月29日から、28日間の観察期間が経過する2021年1月26日をもって事例終息と判定され、診療の本格的な再開に至っております。
当院の新型コロナウイルス院内感染の全体像を検証した上で、感染対策上の問題点を明らかにし、事後の院内感染防止策について整備を行った取り組みについてご報告させていただきます。

旭川厚生病院 院長   森 達也
院内感染対策室 室長  秋葉 裕二


最終更新日:2021年01月26日

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