JA北海道厚生連旭川厚生病院

1．がんの治癒を目的とした治療ではなく、がんに伴う痛みやつらさを和らげるための治療および
　ケアを提供いたします。
2．病気の進行を自然なものとして見守り、いのちを無理に引き延ばすことも縮めることもしません。
　基本的に、延命治療・蘇生は行いません。
3．価値観によって適応が異なる医療行為や治療（輸血・輸液・経腸栄養・鎮静など）は患者さん・
　ご家族、スタッフで十分に話し合って適応を判断します。
4．よりよい時間を過ごしていただくため、患者さん・ご家族が大切にしている考えを尊重します。
5．地域の医療機関や訪問看護ステーション、ケアマネジャーと連携し在宅療養への支援を行います。

患者さんならびにご家族が上記の基本方針を理解いただける方。かつ、原疾患治療科の主治医の同意が得られている方で、

1．抗がん剤治療の適応がない、もしくは希望がない、終末期のがんの方
2．余命が2か月以内であり、在宅療養が困難と判断される
3．がんによる疼痛等の症状があり、入院の上その症状の緩和が必要である
4．患者さんならびにご家族が、下記についてご理解されている
　・予後よりも長く見込める場合は、退院調整を行う可能性がある
　・緩和ケア病棟の一部は新型コロナ感染病床として運用している

なお、小児がん・AIDS・人工透析の患者さんのお受け入れは行っておりません。
その他、病状等によってお受け入れできない場合もあります。

医療費は各種健康保険が適応されます。高額医療費助成制度もご利用できます。
お支払は医療費の他、食事代、テレビ・冷蔵庫利用料、入院セット、紙おむつセットなどがかかります。 

緩和ケア病棟の見学について、新型コロナの影響のため現在見学対応は行っておりません。
緩和ケア病棟の様子は、下記のPDFファイルをダウンロードしてご参照ください。

※ なお、緩和ケア病棟にお申込みの患者さん・ご家族に限り、面談時に見学いただけます。