産科部門の再開について
産科部門の再開について
昨年発生した新型コロナウイルス院内感染により、当院で妊婦健診を受けられていた皆さま、当院での分娩を予定していた皆さまには大変なご負担、ご心配、ご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げるとともに、皆さまのご協力に深く感謝いたします。
院内感染終息宣言にともない、当院産科部門においても通常の妊婦健診、分娩、手術、ハイリスク妊娠の入院ならびに救急対応を全面的に再開いたしました。再開にあたり、感染対策の観点から外来・入院業務の大幅な見直しを行いました。妊婦さまの安全を担保したうえで地域の総合周産期母子医療センターとしての機能を果たせますよう、また妊婦さまに安心して利用していただけますように精一杯努めてまいります。
1. 通常の妊婦健診、分娩、手術、ハイリスク妊娠の入院ならびに救急対応など、すべての産科診療を再開しています。
クラスター発生以前と同様、すべての妊婦さまの外来受診ならびに入院での受け入れを行っています。里帰り分娩を希望される妊婦さまの受け入れも再開いたしました。また、周産期の緊急対応につきましても、それぞれのご施設から当院へ直接ご連絡いただいて、患者さまを受け入れることが可能となっております。
2. 旭川厚生病院を受診していただく方法について。
① 妊娠の可能性があり他の医療機関を受診していない方について
ご予約のない場合であっても、妊娠の可能性があり他の医療機関を受診していない方についてはご対応いたします。病院受付でお申し出ください。
② 他の医療機関で妊婦健診を受けられている妊婦さまについて
他の医療機関ですでに妊婦健診を受けられている妊婦さま関しましては、新患・再来に関わらず、全て地域医療連携室を通して予約を行っていただきます。予約なしで受診された場合、紹介状をお持ちになって来院されても当日は受付できないことがあります。事前に一度お問い合わせください。
③ 里帰り分娩を希望される妊婦さまについて
里帰り分娩の場合も、かかりつけの医療機関から地域医療連携室を通して予約を入れ、妊娠32週時(帝王切開予定の方は30週)の妊婦健診時までに受診していただくようお願いします。2週間前までに帰省していただき、受診までの外出はお控えいただくようお願いします。帰省時点での各地域の感染拡大状況(非常事態宣言の有無など)にご配慮ください。
④ 高リスクの妊婦さまに関しましては、上記とは別にお受けいたします。原則として直接医師同士での連絡をお願いしております。
合併症のある方、他科に通院中の方は予約時にお伝えください。
当院では精神科・心療内科・神経内科・脳神経外科を併設しておりません。左記の診療科の通院歴をお持ちの方は、当院でお受けできないことがありますので、事前にお問い合わせください。
3. 今回の再開に当たり、新型コロナウイルス院内感染対策の観点から以下の様な対策を取らせていただいています。
① 十分な感染対策を取ったうえで妊婦健診を行わせていただきます。お1人の妊婦さまに1名の医師、1名の助産師が付く形での妊婦健診となります。
② 妊娠37週の時点ですべての妊婦さまにPCR検査を受けていただきます。また状況により、入院時にも再度のPCR検査を受けていただくことがあります。PCR検査が陽性であった場合、妊婦さまの症状に合わせてご対応いたします。
③ 感染予防のため、病院の方針として、ご家族が病棟にお入りいただくこと、面会ならびに分娩立ち合いは出来ません。リモート面会のためにタブレットを用意いたします。
④ 陣痛から分娩までをすべてひとつの個室で行えるようにいたしました。現在、全分娩室をLDR(陣痛から分娩・産後まで対応する特別個室)に改装する工事が進められています。
⑤ 入院時に新型コロナウイルス感染が否定できない患者さまについては、職員の個人防護具の装着を含む適切な感染対策を行ったうえでご対応いたします。
詳細につきましては、下記の「お産されるかたへのご案内」をご覧ください。ご不明の点がございましたら、当院産科外来までお問い合わせいただけますと幸いです。
2021年3月25日
JA北海道厚生連 旭川厚生病院
副院長(兼)産婦人科主任部長 光部 兼六郎
院内感染終息宣言にともない、当院産科部門においても通常の妊婦健診、分娩、手術、ハイリスク妊娠の入院ならびに救急対応を全面的に再開いたしました。再開にあたり、感染対策の観点から外来・入院業務の大幅な見直しを行いました。妊婦さまの安全を担保したうえで地域の総合周産期母子医療センターとしての機能を果たせますよう、また妊婦さまに安心して利用していただけますように精一杯努めてまいります。
1. 通常の妊婦健診、分娩、手術、ハイリスク妊娠の入院ならびに救急対応など、すべての産科診療を再開しています。
クラスター発生以前と同様、すべての妊婦さまの外来受診ならびに入院での受け入れを行っています。里帰り分娩を希望される妊婦さまの受け入れも再開いたしました。また、周産期の緊急対応につきましても、それぞれのご施設から当院へ直接ご連絡いただいて、患者さまを受け入れることが可能となっております。
2. 旭川厚生病院を受診していただく方法について。
① 妊娠の可能性があり他の医療機関を受診していない方について
ご予約のない場合であっても、妊娠の可能性があり他の医療機関を受診していない方についてはご対応いたします。病院受付でお申し出ください。
② 他の医療機関で妊婦健診を受けられている妊婦さまについて
他の医療機関ですでに妊婦健診を受けられている妊婦さま関しましては、新患・再来に関わらず、全て地域医療連携室を通して予約を行っていただきます。予約なしで受診された場合、紹介状をお持ちになって来院されても当日は受付できないことがあります。事前に一度お問い合わせください。
③ 里帰り分娩を希望される妊婦さまについて
里帰り分娩の場合も、かかりつけの医療機関から地域医療連携室を通して予約を入れ、妊娠32週時(帝王切開予定の方は30週)の妊婦健診時までに受診していただくようお願いします。2週間前までに帰省していただき、受診までの外出はお控えいただくようお願いします。帰省時点での各地域の感染拡大状況(非常事態宣言の有無など)にご配慮ください。
④ 高リスクの妊婦さまに関しましては、上記とは別にお受けいたします。原則として直接医師同士での連絡をお願いしております。
合併症のある方、他科に通院中の方は予約時にお伝えください。
当院では精神科・心療内科・神経内科・脳神経外科を併設しておりません。左記の診療科の通院歴をお持ちの方は、当院でお受けできないことがありますので、事前にお問い合わせください。
3. 今回の再開に当たり、新型コロナウイルス院内感染対策の観点から以下の様な対策を取らせていただいています。
① 十分な感染対策を取ったうえで妊婦健診を行わせていただきます。お1人の妊婦さまに1名の医師、1名の助産師が付く形での妊婦健診となります。
② 妊娠37週の時点ですべての妊婦さまにPCR検査を受けていただきます。また状況により、入院時にも再度のPCR検査を受けていただくことがあります。PCR検査が陽性であった場合、妊婦さまの症状に合わせてご対応いたします。
③ 感染予防のため、病院の方針として、ご家族が病棟にお入りいただくこと、面会ならびに分娩立ち合いは出来ません。リモート面会のためにタブレットを用意いたします。
④ 陣痛から分娩までをすべてひとつの個室で行えるようにいたしました。現在、全分娩室をLDR(陣痛から分娩・産後まで対応する特別個室)に改装する工事が進められています。
⑤ 入院時に新型コロナウイルス感染が否定できない患者さまについては、職員の個人防護具の装着を含む適切な感染対策を行ったうえでご対応いたします。
詳細につきましては、下記の「お産されるかたへのご案内」をご覧ください。ご不明の点がございましたら、当院産科外来までお問い合わせいただけますと幸いです。
2021年3月25日
JA北海道厚生連 旭川厚生病院
副院長(兼)産婦人科主任部長 光部 兼六郎