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地域がん診療連携拠点病院とは

地域がん診療連携拠点病院とは

全国どこにお住まいでも質の高いがん医療が受けられるように、厚生労働 大臣が指定した病院で、都道府県や地域内でのがん診療の中心となる施設です。

がん診療連携拠点病院の条件
がん拠点1
 がんの手術治療、抗がん剤治療、放射線治療が 一定の基準を満たし、複数の診療科が協力して診療を行えること、緩和医療が提供できること、地域の病院や診療所との連携が整っていることなどが 条件です。また、専門スタッフとして、医師、薬剤師、看護師、医療心理師、ソーシャルワーカー、放射線技師がいます。設備や環境として、専門的 治療室や相談支援センターの設置、禁煙対策、患者様のがんについてのデータ管理(院内がん登録)なども条件になっています。この指定は4年ごとに見直されます。


がん診療連携拠点病院の取り組み
がん拠点2

 当院は十勝管内唯一のがん診療連携拠点病院であり、地域の医療機関、道内の大学病院などと連携を密にし、初診時入院から通院、在宅医療が安心して受けて頂けるような体制をとっています。
 外科的治療については、早期胃がんの内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)に力を入れており、肺がんや胃がん、腎がんなどにおいては胸腔鏡、腹腔鏡を用いた治療も積極的に行っています。また放射線治療については、定位脳照射をはじめとする全身照射、また、IVRとしては塞栓術やリザーバーを用いた抗がん剤 動注療法、肝がんに対するラジオ波凝固療法などを行っています。化学療法についても、種々のがんに対して通院による外来化学療法室での実施も多くなってきています。
 今後、がん診療連携拠点病院としてさらに 質の高いがん医療を提供できる体制を目標に整備致します。

最終更新日:2012年03月20日

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