看護師による特定行為に関するお願い
特定行為とは、医師の指示に基づいて作成した「手順書」に準じて、看護師が行う【診療の補助】行為です。特定行為として厚生労働省が定めている行為は、38行為あります。この行為は、特定行為研修を修了し、専門的な知識・技術を身に付けた看護師だけが実践できる診療の補助行為です。この診療の補助行為を行う看護師を「特定看護師」と言います。
特定看護師が特定行為を実施するメリットは、常に患者様の近くでケアを行う看護師が、医療チームの一員として、患者様の状態に応じて適切かつ迅速に、タイムリーにケアを提供できることです。
包括同意とは、当院の診療には、書面または口頭で個別に説明同意をいただくものと、あらかじめホームページや、院内掲示物などでお示しし、病院の方針として包括的に同意をいただくものがあります。看護師による特定行為の実践に関しては、特段明確な意思表示がない場合は、包括的な同意を得たものとして取り扱わせていただきます。
ご同意頂けない場合は、当該病棟の看護科長、医療安全管理科担当者までお申し出ください。ご同意頂けない場合であっても、治療や看護上の不利益が生じることはありません。