地域医療機関の皆様へ
ご挨拶
地域医療連携室長 診療部長 山内 英智
平素より大変お世話になっております。
各病院・医院の先生、そして各施設の皆様には日頃より多くの患者さんをご紹介いただき誠にありがとうございます。また当院での急性期診療の後の継続診療やリハビリテーションに関しましてもいつもご協力いただき心よりお礼申し上げます。
地域医療連携室は病院1階の総合支援センター内で業務を行っております。センターには各種相談機能や入退院に係る機能が集約されており、患者様やそのご家族はもちろんのこと地域医療機関の皆様の要望にもスムーズな対応できるよう努力しておりますので、お気軽にご利用いただければ幸いです。
令和5年度は、前年より約400名増加した8289名の患者さんを地域医療連携室にご紹介いただきました。一方、当院からご診療・ご加療を依頼させていただきました患者さんも、前年度を 429名ほど上回る9144名でした。転院に際して数多くご相談させていただいたと思いますが、いつも快くお引き受けいただき感謝申し上げます。
令和6年4月の診療報酬改定では多くの変更点があり、当院のような急性期病院では更なる在院日数の削減が求められており、大きな負担となることが予想されます。今回の改定では医療連携を介して急性期から慢性期、さらに在宅までの流れを加速する意図が明確になっており、より一層の皆様との協力が必要になってきます。当医療連携室を通してのご紹介、ご相談をさらに発展させていく所存ですのでご利用いただければ幸いです。
令和5年9月に新型コロナの影響で中止されていた地域医療連携懇談会を久しぶりに開催することができました。多くの病院・医院の先生、並びに関連する部署のスタッフにご出席いただき大変ありがとうございました。今年度も9月に開催予定ですので是非ご参加くださいますようお願いいたします。
各病院・医院・施設の皆様から、さらなるご助言・ご指導をいただきながらより良い地域医療連携室として参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
帯広厚生病院 地域医療連携担当
診療部長、地域医療支援室長、総合支援センター長 山内 英智