皮膚科
診療内容
当科は「病院の皮膚科」としての診療を一貫して心がけています。帯広・十勝の皮膚科診療として、当科で診断、治療を行い、必要に応じて他科への依頼も並行し、しっかりと連携を図るようにしています。受診される方の疾患としては、湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、疣贅(いぼ)や足白癬(みずむし)などの日常よく経験する皮膚疾患を治すことをまず考えています。そのうえで、難治性のアトピー性皮膚炎、重症の乾癬や特発性の難治の蕁麻疹については、生物学的製剤やJAK(Janus kinase)阻害剤を用いた治療を施行しています。また、天疱瘡や水疱性類天疱瘡といった自己免疫性水疱性については、症状に合わせて入院加療をしています。さらに、帯状疱瘡、丹毒や蜂窩織炎(蜂巣炎)といったウイルスや細菌感染症についても、程度が強い場合には入院のうえ点滴による治療を行っています。
皮膚の病気は「痒み」の訴えが多いと思います。痛みに比べてどちらかというと、これまで重視されて来なかった面があります。しかし、ちょっとした虫刺されでも掻かずにはいられないということがあり、痒みという感覚は辛いものです。当科では痒みの軽減にも力を注いでいます。
一方では、眼にみえるのが特徴であるのが皮膚疾患です。治療に難渋することも少なくはないのですが、QOL (生活の質)向上のため、外見的な面の改善にも意識して治療を行っています。皮膚疾患は守備範囲が、多岐にわたりますが、最善の治療を心がけていますので、皮膚の症状でお悩みの方には当科への受診をお勧めします。
目次
医師紹介
奈良平 敦司
職名:医長
卒業年次:平成29年
週間診療予定表
受付時間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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午前 8:00〜11:00 | 奈良平 | 奈良平 | 奈良平 | 奈良平 | 奈良平 |
午後 休診 |
※新患は事前に予約されていて紹介状持参の方のみ