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ペースメーカ業務

外来ペースメーカ点検

外来ペースメーカ
ペースメーカの植込み手術をされた患者様のフォローを
目的として、毎週水曜日午前と第一、第三月曜日
に循環器外来でペースメーカ外来を行っております。

各社専用のプログラマーを使用し、身体の外から機器を当てることでペースメーカの様々な情報を読み取ることができます。当院ではペースメーカの他、植込み型除細動器(ICD)や両心室ペースメーカ(CRT-D,CRT-P)の点検も行っております。
また、患者様それぞれの身体の状態に合わせた機器の設定を循環器内科医師と相談して行います。

・ペースメーカが適切に作動しているか
・電池寿命の残量
・ペースメーカリードに異常がないか
・不整脈の有無

などを3ヶ月から6ヶ月に一度点検します。

患者様には可能な限り負担を軽減して頂くために、椅子に掛けたまま点検を実施しています。

条件付きMRI対応ペースメーカ

従来はペースメーカ植込み患者様のMRI検査は禁忌となっておりましたが、2012年10月より国内において条件付きMRI対応ペースメーカの使用が始まりました。
当院でも条件付きMRI対応ペースメーカの植込みを行っており、ペースメーカ植込み患者様のMRI検査を年間20件以上行っています。

遠隔モニタリング

ペースメーカやICD、CRTといった植込み型デバイスを使用している患者様のご自宅に、各社専用の中継機器を設置していただくことで、自宅に居ながら植込みされているデバイスの情報を専用サーバーで、医療関係者が適時閲覧できるシステムです。送信されたデータはサーバーで一括管理され、情報は厳重に管理されています。最低一ヶ月に一回送られた情報を臨床工学技士が閲覧し、デバイスの状態を確認しています。
   
~閲覧できる主な項目~

 ・デバイスのバッテリー状態
 ・デバイスのリードの状態(閾値・波高・抵抗)
 ・アラート情報(植え込みデバイスの不具合・故障)

~メリット~

 ・植え込まれたデバイスの異常の早期発見につながります。
 ・植え込みデバイス外来の受診間隔を延ばすことができます。
  (※病状により延ばせない場合もあります)

~注意点~

 ・医療者側から遠隔操作での設定変更などはできません。
 ・体調不良などの病状を知らせる機能ではありません。
(緊急対応を目的とするものではありませんので、体調不良の際は、担当医または119番にご連絡ください。)
 

最終更新日:2022年01月22日

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