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CT検査

CT検査とは

GE社製CT検査装置

GE社製 LightSpeed VCT vision 64列

 CT(Computed Tomography)検査は、身体にX線を照射し、通過したX線の量の差をデータとして集め、身体の内部を画像化する検査です。検査時は、CT装置の寝台で仰向けになり、ガントリーという円筒状の穴の中に寝台ごと移動させることで撮影を行います。呼吸による動きがある部位を撮影する際は、息を止めてもらい撮影を行います。
  CT検査では、身体を輪切りにした断面像が得られるため、身体の内部の構造を詳しく
調べることが出来ます。得られた断面像を
再構成する事によって、3D画像も作成可能となり、詳細な情報を得る事が出来ます。
  また、造影剤を使用することで血流情報が得られ、血管の情報や小さな病変も明瞭に描出され、より正確な診断が可能となります。検査時間は撮影部位により異なりますが5分~20分程となります。
GE社製CT検査装置

GE社製 Revolution 256列

 2015年に導入し2021年にバージョンアップした当院のCT装置(GE社製 Revolution(256列))の特徴について簡単にご紹介します。

◎撮影時間の短縮
  成人の胸部から腹部までを撮影する時間が最短で3秒程(従来の半分)となりました。このため、息止めが困難な方、同じ体勢を
保持する事が困難な方、小さいお子様などに現在使用しています。

◎撮影範囲の拡大
  ベッドを動かさずに一度の撮影で最大16cm(従来の4倍)まで撮影可能となり、心臓の撮影などに現在使用しています。

◎被ばく低減
  『逐次近似応用再構成法』が搭載されており、これを用いることによって被ばく低減が可能となります。こちらはLight Speed VCTにも搭載されています。

画像紹介

心臓CT画像

心臓CT検査
従来カテーテル検査でしか可視化出来なかった冠動脈が描出できます。
血管の狭窄や動脈硬化などがわかり、狭心症や心筋梗塞の診断や治療に有用です。

肝臓CT画像

肝臓 3D検査
CTの横断像より、専用のワークステーションで3次元での血管表示が可能です。

大腸CT画像

大腸CT(CT Colonography:矢印は病変)
左図:注腸X線類似画像    右図:仮想内視鏡画像。
これらの画像は1度の撮影で作成可能です。

血管CT画像

血管3D検査
大動脈~下肢血管の画像です。高速・広範囲の撮影が可能です。

最終更新日:2023年05月09日

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