CT検査
CT検査とは
GE社製 LightSpeed VCT vision 64列
CT検査では、身体を輪切りにした断面像が得られるため、身体の内部の構造を詳しく
調べることが出来ます。得られた断面像を
再構成する事によって、3D画像も作成可能となり、詳細な情報を得る事が出来ます。
また、造影剤を使用することで血流情報が得られ、血管の情報や小さな病変も明瞭に描出され、より正確な診断が可能となります。検査時間は撮影部位により異なりますが5分~20分程となります。
GE社製 Revolution 256列
◎撮影時間の短縮
成人の胸部から腹部までを撮影する時間が最短で3秒程(従来の半分)となりました。このため、息止めが困難な方、同じ体勢を
保持する事が困難な方、小さいお子様などに現在使用しています。
◎撮影範囲の拡大
ベッドを動かさずに一度の撮影で最大16cm(従来の4倍)まで撮影可能となり、心臓の撮影などに現在使用しています。
◎被ばく低減
『逐次近似応用再構成法』が搭載されており、これを用いることによって被ばく低減が可能となります。こちらはLight Speed VCTにも搭載されています。
画像紹介
心臓CT検査
従来カテーテル検査でしか可視化出来なかった冠動脈が描出できます。
血管の狭窄や動脈硬化などがわかり、狭心症や心筋梗塞の診断や治療に有用です。
肝臓 3D検査
CTの横断像より、専用のワークステーションで3次元での血管表示が可能です。
大腸CT(CT Colonography:矢印は病変)
左図:注腸X線類似画像 右図:仮想内視鏡画像。
これらの画像は1度の撮影で作成可能です。
血管3D検査
大動脈~下肢血管の画像です。高速・広範囲の撮影が可能です。