専門・認定看護師 活動紹介
専門・認定看護師の活動
専門・認定看護師の紹介
慢性疾患看護専門看護師
がん看護専門看護師/緩和ケア認定看護師
例えば、
● がんと診断されて頭が真っ白になって何も考えられない
● 親や子供、パートナーにはどのように伝えればよいのだろうか
●病気や治療について知りたい
●治療は何を選んだらよいのだろうか、手術や放射線治療、抗がん剤治療について知りたい
●緩和ケアについて知りたい
●治療費や仕事はどうしたらよいのかわからない
●がん治療の副作用で困っている
●からだや気持ちがつらい
●これからどこで過ごすとよいのだろうか などの場面に遭遇するかもしれません。
がん看護専門看護師は、がんと診断された方とそのご家族がこれからの治療と暮らしの困りごとや心配なことについて、相談しながら共に考えていきます。「看護外来」での相談対応も行っておりますので、ご希望の方は主治医や担当看護師にお問い合わせください。
また、緩和ケアチームの一員として多職種とともにケアに従事し、がん看護や緩和ケア教育にも携わっています。
感染症看護専門看護師/感染管理認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師
集中ケア認定看護師
集中ケア認定看護師は、集中治療を受けている患者様・御家族へ重症化を予防し、早期回復に向けたケアを実践しています。また、集中治療室から一般病棟、一般病棟から在宅まで呼吸・循環の状態変化のリスクがある患者さんとそのご家族が安心して入院・在宅での生活を送ることができるようサポートさせて頂いております。
医師・看護師・臨床工学技士・理学療法士などの他職種協働の呼吸ケアサポートチームの一員として、より良い呼吸ケアを考え実践すると共にスタッフ教育も行っております。
認知症看護認定看護師
手術看護認定看護師
乳がん看護認定看護師
乳がんやリンパ浮腫に関するスタッフ教育も承っています。
摂食嚥下障害看護認定看護師
摂食・嚥下障害看護認定看護師は、病気や障害によって上手に「食べる」・「飲み込む」ことができなくなってしまった方を支援する看護師です。窒息や誤嚥性肺炎を引き起こさないよう、安全に口から食べられる可能性を評価し、噛む・飲み込むために必要な訓練の実施・指導、食べやすく、飲み込みやすい姿勢や食事方法の検討、栄養管理、口腔ケアの実施などを行っています。人にとって「食べる」という行為は、単に栄養を補い生命を維持するだけでなく、大切な方と一緒に食べる楽しみや生きる活力でもあります。医師や看護師、栄養士や言語聴覚士など様々な職種と連携し、より良い食環境を提供できるよう日々取り組んでいます。
新生児集中ケア認定看護師
新生児集中ケア認定看護師は、新生児の病態の急激な変化を予測し、重症化を予防するとともに、生理学的安定を図ること、救命のみならず、神経学的な予後まで見据えた看護、発達を促すための個別化された看護 Developmental Care を実践しています。
自らの意思を言葉で訴えることのできない赤ちゃんの代弁者として、赤ちゃんが出す様々なサインを読み取り、赤ちゃんのストレスを最小限となるよう治療環境・成育環境を整えていきます。赤ちゃんがより良い成長・発達ができるよう両親もチームの一員として赤ちゃんを支えられるよう、家族中心のケア Family Centered Care を実践しています。
また、新生児医療の質を担保するために、院内・地域・北海道内でNCPR(新生児蘇生法)インストラクターとして活動しています。
がん性疼痛看護認定看護師
がんの痛みは、ただ身体的に辛い症状であるだけではなく、睡眠や食事など患者さんの日常生活に多大な影響を与えます。がん性疼痛看護認定看護師は、がんの痛みを有する患者さんとそのご家族に対し、痛みの緩和や生活の質を向上するための個別的なケアを提供いたします。がんの痛みや鎮痛薬などの治療に関する最新の知識と技術に基づき、患者さんとご家族に対する直接的なケアはもちろんのこと、他の看護スタッフへの指導や連携、調整をはかりながら間接的にも支援させて頂きます。
救急看護認定看護師
十勝圏内唯一の救命救急センターでは、軽傷から重症な患者さんへ24時間対応し、年間約4500台の救急車の搬入と、約10000名の患者さんを受け入れています。
救急看護認定看護師は、救命救急センターに搬送された患者さんに対して、病態に応じた迅速な救命技術を提供し、突然の発症による危機状況にある患者さんとご家族の精神的支援を行います。発症時から退院後の在宅療養まで関わるため、様々な職種と連携を行う重要な役割も担います。また、災害に備えた訓練や減災活動を行い、災害時における様々な医療ニーズに対する看護を実践します。
救命救急センターでの看護の質を向上し、十勝圏内で暮らす人々が安心して暮らせるように努めていきます.
がん化学療法看護認定看護師
近年、新しい薬剤の開発により、抗がん薬治療を選択する機会が増えています。診療報酬や支持療法(副作用への対応方法など)の確立、入院期間の短縮化などにより、初回導入以降は外来で化学療法を行うことが一般的になってきました。患者さん・ご家族が自宅へ帰って困らないよう副作用症状に対する対処方法について、一緒に改善策を考えます。また、抗がん薬という特殊な薬剤を取り扱う治療であるため、関わる医療スタッフの支援も行っています。
患者さん・ご家族がその人らしく生活しながら治療が継続できるようお手伝いさせていただきます。