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 帯広厚生病院臨床検査技術科・病理診断科では、品質方針のひとつである「良質な臨床検査サービスを提供することで、最も選ばれる病院づくりに貢献する」を目指し、日常診療の品質向上を行っております。

検査の精度管理の向上、診断精度を高めるためには、常に新しい検査方法や試薬、検査機器を検討し、技術・知識を習得する必要があります。この基礎となるのが、臨床検査を終了した残余検体・検査記録の再利用です。残余検体・検査記録の再利用にあたっては「臨床検査を終了した検体の業務、教育、研究のための使用について-日本臨床検査医学会の見解-」を順守し、帯広厚生病院倫理審査委員会承認のもとに行っております。

また、残余検体・検査記録を用いた研究からは多くの知見が得られ、当科においても臨床検査法の改善・確立を行うため、患者様の残余検体を利用させていただく場合がございます。

検体使用時には臨床検査後の廃棄予定の残余検体および検査記録を使用するため、患者様の生命・健康に影響を及ぼすことはありません。個人情報は匿名化されてから解析されますので、個人情報が漏れることはありません。患者様のご理解とご協力をお願い致します。なお、臨床検査を終了した残余検体・検査記録の利用にご承諾いただけない患者様は、お手数ですが、検査時に担当者までお申し出ください。

 

帯広厚生病院臨床検査技術科・病理診断科

医療技術部長 大野 耕一(おおの こういち)

技師長    菅原 昌章(すがわら まさあき)

最終更新日:2021年01月26日

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