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CT検査

  CT検査とは、『Computed Tomography』の略でX線とコンピュータを利用して人体の断面像を撮影します。大きなドーナツ状の機械を用いて、X線発生装置を身体の周りで回転させながら撮影し、得られた情報からコンピュータによって断面像を作り出しています。
  • 第1CT
  • 第2CT
  • 第3CT
左:第1CT Brilliance iCT Elite Philips社製   (128列256slice)       
中:第2CT SOMATOM DRIVE SIEMENS社製 (64列128slice 2管球)   
右:第3CT SOMATOM Definition AS Open  SIEMENS社製 (32列64slice) 
 現在では、X線発生装置の回転とベッドの移動を同時に行うことで螺旋状の情報を得る方法が多く用いられ、連続したデータから、色々な角度の断面や3D画像を作ることもできます。また、造影剤を使用すると、血管3D画像を作成することが可能となります。
  • 頭頸部
  • 肺血管
  • 冠動脈
  • 婦人科

■対応可能な検査内容

■当院では様々な検査に対応しております。
〇対応可能:頭頚部全般、胸腹部全般、骨盤、乳腺、脊椎、四肢、心大血管など
×対応不可:コロノグラフィー

撮影時間:単純CT検査:5分-10分程度(造影剤を使用しない検査)
     造影CT検査:10分-20分程度(造影剤を使用する検査)
            ※検査部位・内容によって異なります。
  • 肺癌術前画像 肺灌流画像

    肺癌術前画像 肺灌流画像

  • 肝癌術前画像

    肝癌術前画像

  • 膵癌術前画像

    膵癌術前画像

① 短時間で撮影可能、特に2管球装置では息止めすることなく高速撮影が可能です
② 任意の断面で画像を観察でき、肺腫瘍や肝臓体積測定、膵腫瘍等3D画像が作成可能
③ Dual Energy撮影が可能なため、脂肪肝分析や肺血流など臨床上有用な画像が作成できます

■Dual Energy CT

 Dual Energy CTは、異なる2種類のX線エネルギーで撮影し、得られた情報から様々な解析を行うことが出来ます。当院に導入されたSOMATOM DRIVEは2管球方式をとっており、同時に2種類のX線エネルギーを照射できるため、従来の撮影とほぼ同等の検査時間・被ばくで検査が可能です。仮想単色X線画像や物質密度画像が作成でき、造影剤量低減や新たな検査情報の提供が可能となりました。
PE

肺血栓塞栓症診断

  • 腎結石①

    腎結石組成評価

  • 腎結石②

■検査前の準備

・検査部位・内容によって、検査着に着替えていただきます。
・診断の妨げとなるもの(金属の付いた下着・洋服、入れ歯、カイロなど)は
 撮影部位から取り外していただきます。
  • 金属あり

    金属有り

  • 金属なし

    金属無し

■検査中の注意点

・検査中は体を動かさず、装置の合図に合わせて息止めをします。(約10秒程度です)
・造影剤を使用する場合は、何度も息止めをお願いする場合があります。
・造影剤の影響によって熱く感じる以外に、吐き気、痒み、息苦しさ等が生じた場合は
 直ちにスタッフに申し出て下さい。

■造影CT検査

・造影検査の施行には検査を受けられる方の同意が必要です。
 造影剤使用に関する説明を受けた上で、同意書にご署名頂きます。
・腎機能が悪い方は造影剤が使用できない場合がありますが、
 造影剤量を低減して撮影することも可能です。

■造影剤が使用できないケース
 1.ヨード造影剤の副作用歴がある場合
 (ただし副作用が発生していない造影剤で検査施行できる可能性があります)
 2.重篤な甲状腺疾患がある場合
 3.気管支喘息治療中
 4.高度腎機能低下(透析を受けている方は検査可能)
 5.その他、主治医の判断により造影不可とされた場合
 
 ・糖尿病治療薬(ビグアナイド系)服用されている方は検査前後
  48時間休薬が必要です。
 ・現在授乳中の方は検査後48時間は授乳を控えて頂きます。
 ・検査当日の絶食等は不要です。
 ・植込み型心臓デバイス(ペースメーカ、ICD、CRT-D等)後の方は、
  ペースメーカ手帳をご提示ください。
 

■造影剤を使用された方へ

・造影剤を体外へ早く排出させるため、飲水制限を受けていない方は普段より水分を
 多めにお取り下さい。
・検査後約1時間から数日後に発疹・かゆみ・頭痛・倦怠感などの症状が現れた場合は、
 下記に御連絡下さい。

JA北海道厚生連 帯広厚生病院
0155-65-0101 【日中】各科外来 【夜間・休日】救急外来

最終更新日:2023年03月14日

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