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MRI検査

■MRI検査とは

 MRIとは「Magnetic Resonance Image:磁気共鳴画像」の略です。磁気共鳴とは静磁場内(巨大な磁石の中)の物質に特定の周波数をあてることで、特定の原子が共振する現象をいいます。この共振現象を画像化したものがMRI検査です。
 当院では4台のMRI装置(1.5テスラ2台、3.0テスラ2台)が稼働しており、様々な部位・疾患に対応しています。
  • 第1MR

    GE社製 Artist 1.5テスラ

  • 第2MR

    Philips社製 Ingenia 1.5テスラ

  • 第3MR

    Philips社製 Achieva 3.0テスラ

  • 第4MR

    GE社製 Architect 3.0テスラ

■対応可能な検査内容

■ 当院では様々な検査に対応しております。
〇対応可能:頭頚部全般、心筋、腹部全般、骨盤、乳腺、脊椎、四肢など
×対応不可:冠動脈MRI、Functional MRI

■注意
・EOB,MRCPは絶食必要です(検査前4時間前)
・撮影時間:30分程度
・領域をまたがる撮影は出来ません
 (胸部~腹部、腹部~骨盤、頭頚部と骨盤など)
 
  • MRCP

    MRCP

  • 子宮・卵巣

    子宮・卵巣

  • 脳

■MRI検査の特徴

 利点としては、任意の断面を画像化することが可能であり、診断に有用な画像を得ることができます。また、放射線を利用しないため被曝が全くないこと、造影剤を使うことなく血管を描出することなどが上げられます。
 欠点としては、CTと比較し検査時間が長いこと、動きに弱いことなどがあります。
頭部MRA TOF 頭部FLAIR 頭部ASL 心臓 CINE B-FFE
3D MRCP 腹部Dynamic EOB 腹部T1 FFE 胸部MRA TRICKS
前立腺 T2WI 子宮 T2WI 腰椎 T2WI 膝関節3D MERGE

■MRI検査時の注意事項

造影MRI検査

造影MRI検査を受ける場合には造影剤使用に関するご本人の同意が必要です。
以下に該当する方はアナフィラキシーショック等の重篤な副作用が発現する可能性があるため禁忌または慎重投与となります。
 
■禁忌
 ・ガドリニウム造影剤に対し過敏症の既往歴のある方
 
■慎重投与
 ・長期透析が行われている終末期腎障害の方
 ・eGFRが30mL/min/1.73m2未満の慢性腎障害の方
 ・上記含め腎障害がある、もしくは低下している方
 ・気管支喘息の方(5年以上無治療・無症状の場合は検査可能)
 ・アレルギー性鼻炎、発疹や蕁麻疹等を起こしやすいアレルギーを有する方
 ・妊娠中の方
 

MRCP

検査前の絶飲食が必要となります。午前検査では朝食、午後検査では昼食を食べないでください。
また水分は4時間前から摂らないようお願いいたします。

体内デバイス

・MRI検査を受けられる場合には、体内デバイスの有無について必ず確認させて頂きます。
・体内デバイスの種類は多岐に渡り、問診や検査歴のみではMRI検査の適応可否が困難のため、
 材質を証明できる書類(手術記録あるいはそれに準ずる証明書等)をご用意願います。
 
・下記デバイス以外にも、溶接歴のある方、入れ墨・アートメークがある方、妊娠中の方に関しては
 MRI検査を受けられない可能性がありますのでご了承ください。

■造影剤を使用された方へ

・造影剤を体外へ早く排出させるため、飲水制限を受けていない方は普段より
 水分を多めにお取り下さい。
 
・検査後約1時間から数日後に発疹・かゆみ・頭痛・倦怠感などの症状が現れた場合は、
 下記に御連絡下さい。
 
・JA北海道厚生連 帯広厚生病院
 0155-65-0101 【日中】各科外来 【夜間・休日】救急外来

最終更新日:2023年03月17日

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