血管造影室・Hybrid OR(ハイブリッド手術室)
当院の血管造影装置は、新病院にて1台増設され、血管造影室に2台、Hybrid ORに1台の合計3台の血管造影装置が配置されています。最新の血管造影装置を使用し、高画質な撮影・3DCT(立体的な画像を作成)・術前画像とのFusion(融合)等を活用し、血管内治療に高精度な手術支援画像を提供しています。
■第1血管造影室(SIEMENS社製Artis Q TA)
主に放射線科のカテーテル検査・治療(肝細胞癌・転移性肝腫瘍etc)、心臓血管外科のカテーテル検査・治療(末梢閉塞性動脈疾患etc)を行っています。IVR-CTというCT装置(Definition AS OPEN20)も併設しており、術中にも即座にCT装置で撮影することが出来ます。
■第2血管造影室(PHILIPS社製Allura Clarity FD20/10)
主に循環器内科の心臓カテーテル検査・治療(急性心筋梗塞・狭心症・ペースメーカー植込みetc)を行っています。
■Hybrid OR(SIEMENS社製Artis Q BA Twin)
手術室に血管造影装置を統合することにより、部屋の移動をすることなく、複数の診療科の医師が合同でカテーテル治療と手術を行うことができるため患者さんに低侵襲かつ効果的な治療を迅速に行うことが可能となりました。
また、手術室と同等の清潔度・広さを有しているため、全身麻酔科での血管内治療にも有用です。
現在は、主に脳神経外科のカテーテル検査・治療(脳動脈瘤、急性期脳梗塞etc)、心臓血管外科のステントグラフト治療(大動脈瘤、大動脈解離)を行っています。
また、手術室と同等の清潔度・広さを有しているため、全身麻酔科での血管内治療にも有用です。
現在は、主に脳神経外科のカテーテル検査・治療(脳動脈瘤、急性期脳梗塞etc)、心臓血管外科のステントグラフト治療(大動脈瘤、大動脈解離)を行っています。